2014年9月10日水曜日

9/9 Croatia vs Malta

ついに始まったEURO2016グループステージ。下馬評ではクロアチアは本戦出場は安心できそうな感じではある。ちなみに、この日はモドリッチのお誕生日。

クロアチア 2-0 マルタ 
得点者:モドリッチ(46')、クラマリッチ(81')


コヴァチッチ→イェラヴィッチ(HT)
ハリロヴィッチ→クラマリッチ(67')
マンジュキッチ→オリッチ(79')

Sub:ヴァルギッチ、カリニッチ、ヴルサリコ、ヴィダ、パシャリッチ、プラニッチ、チョップ、ピアツァ
※前半分、相手DFが退場してマルタは10人に。


初戦、しっかり勝ててよかった。ただ、内容的には前半と後半で結構差があるものに。

予想に反して、ラキティッチをアンカーにした433でスタートしたけど、全然機能しなかった。選手間の距離感も悪いし、サイドのハリロヴィッチとコヴァチッチがこのシステムを理解できていないような感じでせっかくラキティッチが少ないプレッシャーのなかでボールを持ってもパスコースもなく全くビルドアップが機能しなかった。途中からモドリッチとラキティッチをポジションチェンジして、だいぶマシにはなったけど。開始直後にはいきなり決定機を作られ、スバシッチのファインセーブに助けられる不安な立ち上がり。

この試合が1番動いたのはやっぱり前半分のシーン。マンジュキッチと相手DFがボールを競り合いマンジュキッチが倒れる(ノーファール)と、マンジュキッチが仕返しにこれでもかとカニバサミ、これに激高した相手がマンジュキッチのの顔面に平手を入れると。結果は、マンジュキッチにイエローで相手は一発レッド。マンジュキッチ、ホームでマルタ相手にそれやることじゃないでしょ・・・。根は、根はいい兄貴分の選手なんですけどね、畜生すぎ。個人的に彼のこういうところは好きじゃないです。

10人になってマルタはゴール前にバスを止める決断。前半は結局崩せず0-0で終わり。コヴァチ監督はサイドで全然機能しなかったコヴァチッチに代えてイェラヴィッチを後半頭から投入。

後半開始すぐ、やっと試合が動く。バイタル後方でボールを受けたモドリッチがバスを崩せないならと隙間を狙うかのように低空ミドルを放ってこれが先制点。バースディゴラッソ。

やっと先制して落ち着いたところもあって後半は選手たちも落ち着いていいプレーができかなと。距離感も良くなったしルカ、ラキティッチ、ブロゾヴィッチの中盤3人がしっかりコントロールしてくれた。人数の利と地の利もあり危ないシーンはほとんどなし。惜しいシーンを何度も生み出し追加点を予感させるシーンがたくさん。

後半、イェラヴィッチが左サイドで好機をいくつも演出していてすごくよかった。自身も惜しいヘッドだったり、試合の流れを変えてくれたキーマンだった。追加点のアシストもイェラヴィッチ。クラマリッチがエリア内で絶好のパスを受けたクラマリッチが冷静に沈めて代表初ゴール。初召集の後に2試合続けて結果を出して代表での居場所をがっちりゲット。決めきれないシーンにやきもきしつつも試合は支配したまま後半も終わって2-0で試合終了。


この試合で1番「あ、いいな」って思ったのは攻撃時のセットプレー。マンジュキッチにニアで合わせるorファーで合わせる、ハイボールで頭に当てるか低いボールで足下に出すか、あとはマンジョを囮にしてロヴレンに合わせたり、エリア後方に出してモドリッチが走り込んでダイレクトで打ったり、たくさんのパターンがあって、すごく練習が感じられた。このまま磨いていけばすごく大きな武器になると思う。ワールドクラスのキッカーとワールドクラスのターゲットがいるからこそできること。ワクワクしてくる。

クラマリッチは結果を出しハリロヴィッチも惜しいシュートなど新戦力がしっかりアピールしているのも好材料。この日はLBにはミリッチが入ったけどクロスの質がすごくよくて、もっと使ってあげてほしいなって思う。ただ守備時の判断の悪さが課題かな。ブロゾヴィッチはすっかり重要な選手に。テクニカルな選手が多い中でダイナニズムを攻守にもたらしてくれる大きな存在。

決定機不足にはもうちょっと悩まされそうだけど、まあまだチームを作ってる段階だし大丈夫だと思う。このチームでの点の取り方はみんな分かってきてて、あとはそれを実践で磨いていくだけ。そもそも、この試合は絶対選手たちはマルタを舐めてかかっていたのでパッションが感じられない、クロアチアにありがちな感じのやつだったし、ちゃんとやる気出して試合に臨めば平気。ちゃんとやればね。あと、無難に4231でいいんじゃないかなあ。コヴァチ監督は戦術研究がすごく好きなんだろうけど、突き詰めすぎてる気も若干する。でも、頼れる監督だと思う。



  • 試合後会見


コヴァチ監督
「勝ち点3が得られて満足だ。初戦というのはいつも、どんな大会でも難しいものになる。マルタは厳しい相手だったし、前半は我々は期待通りのプレーをできなかったが、後半によくなっていって勝利を手にすることができたし、それにふさわしい出来だったよ。これが新しいクロアチアのチームで、若い力に満ちている。もう少し時間が必要でもあるけどね。」

「他のチームの結果を見て、この試合結果はより嬉しかった。どの試合も非常にタフなもので、マルタは今後の試合もその強固なディフェンスで相手を苦しめるだろう。私たちはこういうチームをいかにして破るか練習していかなくちゃいけないね。」

「(退場がクロアチアを後押ししたのではないかということについて)マルタが、特に退場後、スローダウンせざるを得なかったのは分かっているよ。その中でイェラヴィッチとクラマリッチが非常にいい仕事をしたね。ただ、マルタはベストを尽くしカウンターを仕掛けてこようとしていた、脱帽ものだったよ。それが唯一より強い相手に勝つ方法だっただろうしね。もちろん、退場が我々にとって試合を少し楽なものにしたがね。」


*ゴールシーンのハイライト


*マンジュキッチの問題のシーン





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