2016年8月30日火曜日

クロアチア代表関連2016夏移籍まとめ

▼GK

Ivan Vargic イヴァン・ヴァルギッチ
29歳 A代表
リエカ→ラツィオ(ローンバック)


Dominik Livakovic ドミニク・リヴァコヴィッチ
21歳 U21代表
NKザグレブ→ディナモ・ザグレブ(ローンバック)


Matej Delac マテイ・デラチュ
23歳 元U23代表
チェルシー→ロイヤル・エクセル・ムスクロン(シーズンローン)


Fabijan Bundic ファビアン・ブンディッチ
19歳 U19代表
シュツットガルト→インゴルシュタッド(フリー)

▼DF

Sime Vrsaljko シメ・ヴルサリコ
24歳 A代表
サッスオーロ→アトレティコ・マドリー(移籍金1600万ユーロ)


Hrvoje Milic フルヴォイェ・ミリッチ
27歳 元A代表
ハイドゥク・スプリト→フィオレンティーナ


Marko Leskovic マルコ・レシュコヴィッチ
25歳 元A代表
リエカ→ディナモ・ザグレブ



Branimir Kalaica ブラニミル・カライツァ
18歳 U19代表
ディナモ・ザグレブ→ベンフィカ(移籍金フリー)


Igor Bubnjic イゴール・ブブニッチ
24歳 元A代表
ウディネーゼ→ブレシア(ローン)


Niko Datkovic ニコ・ダトコヴィッチ
23歳 元U21代表
リエカ→スペツィア


Dino Peric ディノ・ペリッチ
22歳 元U19代表
ロコモティバ・ザグレブ→ディナモ・ザグレブ


Josip Elez ヨシプ・エレズ
22歳 元U21代表
ラツィオ→リエカ(買取オプション付きローン)


Tin Kulenovic ティン・クレノヴィッチ
19歳 U19代表
ディナモ・ザグレブ→インテル・ザプレシッチ


Anton Kresic アントン・クレシッチ
20歳 元U19代表
アタランタ→トラパーニ(ローン)


Ricardo Bagadur リカルド・マガドゥル
20歳 元U18代表
フィオレンティーナ→ベネヴェント(ローン)

▼MF

Marko Rog マルコ・ログ
21歳 A代表
ディナモ・ザグレブ→ナポリ(来夏1300万ユーロでの買取義務付帯ローン)


Alen Halilovic アレン・ハリロヴィッチ
20歳 U21代表
FCバルセロナ→ハンブルガーSV(500万ユーロ、バルサに2年間の買戻しOP付き)


Mario Pasalic マリオ・パシャリッチ
21歳 元A代表
チェルシー→ACミラン(シーズンローン)



Josip Brekalo ヨシップ・ブレカロ
19歳 U19代表
ディナモ・ザグレブ→ウォルフスブルク(移籍金600万ユーロ+ボーナス)


Niko Kranjcar ニコ・クラニチャール
32歳 元A代表
NYコスモス→レンジャース


Franko Andrijasevic フランコ・アンドリヤセヴィッチ
25歳 元A代表
ディナモザグレブ→リエカ


Ivan Fiolic イヴァン・フィオリッチ
20歳 U21代表
ロコモティバ・ザグレブ→ディナモ・ザグレブ


Duje Javorcic ドゥイェ・ヤヴォルチッチ
16歳
RNKスプリト→ラツィオ

▼FW

Marko Pjaca マルコ・ピアツァ
21歳 A代表
ディナモ・ザグレブ→ユヴェントス(2300万ユーロ)



Andrej Kramaric アンドレイ・クラマリッチ
25歳 A代表
レスター→ホッフェンハイム(1000万ユーロ)


Duje Cop ドゥイェ・チョップ
26歳 A代表
カリアリ→スポルティング・ヒホン(買取オプション付きローン)


Ante Rebic アンテ・レビッチ
22歳 元A代表
フィオレンティーナ→フランクフルト(ローン)


Marko Livaja マルコ・リヴァヤ
22歳 元A代表
ルビンカザン→ラス・パルマス(移籍金フリー)



Ante Budimir アンテ・ブディミル
25歳 元U21代表
クロトーネ→サンプドリア


Robert Muric ロベルト・ムリッチ
20歳 元U19代表
アヤックス→ペスカーラ(買取オプション付帯ローン)


Stipe Perica スティペ・ペリツァ
21歳 U21代表
チェルシー→ウディネーゼ(400万ユーロの買取オプション行使)


Ivica Olic イヴィツァ・オリッチ
36歳 元A代表
ハンブルガーSV→1860ミュンヘン


Marin Tomasov マリン・トマソフ
28歳 元A代表
リエカ→アル・ナスル(ローン)


Marko Kolar マルコ・コラル
21歳 U21代表
ロコモティバ・ザグレブ→インテル・ザプレシッチ(ローン)


Antonio Čolak アントニオ・チョラク
22歳 元U20代表
ホッフェンハイム→ダルムシュタッド(ローン)


Josip Maganjic ヨシプ・マガニッチ
17歳 U17代表
ハイドゥク・スプリト→フィオレンティーナ



2016年8月25日木曜日

クロアチア代表メンバー発表(vsトルコ)

2018ロシアW杯ヨーロッパ予選が始まります。初戦はEURO2016で同じグループだったトルコ、ザグレブのマクシミールで現地時間9月5日20時45分キックオフです。

グループはこんな感じ。全9グループで各1位通過がW本戦にストレートイン。また、各2位通過のうち最低成績の1カ国を除いた8カ国でプレーオフを行い、勝ち抜け4カ国が本戦出場。合計13カ国が本戦出場となります。


3月の親善試合イスラエル戦において観客による差別行為があったとして、既にこの試合が無観客試合となる処分をFIFAから課されています。

予選の初戦から無観客試合です。

GK
ダニエル・スバシッチ(ASモナコ)
ロヴレ・カリニッチ(ハイドゥク・スプリト)
イヴァン・ヴァルギッチ(ラツィオ

DF
ヴェドラン・チョルルカ(ロコモティフ・モスクワ)
ドマゴイ・ヴィダ(ディナモ・キエフ)
デヤン・ロヴレン(リヴァプール) 復帰
ティン・イェドヴァイ(レヴァークーゼン)
シメ・ヴルサリコ(アトレティコ・マドリー
イヴァン・ストリニッチ(ナポリ)
ヨシプ・ピヴァリッチ(ディナモ・ザグレブ) 復帰

MF
ルカ・モドリッチ(レアルマドリー)
イヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)
マルセロ・ブロゾヴィッチ(インテル)
マテオ・コヴァチッチ(レアルマドリー)
ミラン・バデリ(フィオレンティーナ)
マルコ・ログ(ディナモ・ザグレブ ナポリ) ※招集後に移籍決定
イヴァン・ペリシッチ(インテル)
アンテ・チョリッチ(ディナモ・ザグレブ)

FW
マリオ・マンジュキッチ(ユヴェントス)
ニコラ・カリニッチ(フィオレンティーナ)
アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム)
マルコ・ピアツァ(ユヴェントス
ドゥイェ・チョップ(スポルティング・ヒホン


何人か所属クラブが変わりました(青字)。

W杯からの主な変更は以下の通り。
・スルナが代表から引退
・チャチッチとの確執があったロヴレンが復帰
・ACL断裂が癒えたピヴァリッチが復帰
・シルデンフェルドが落選

また、HSVに移籍したハリロヴィッチはU21EUROを戦うU21チームへ招集。他にも、EURO2016合宿にサプライズ招集されたチャレタ=ツァール(RBザルツブルグ)やリヴァコヴィッチ(Dザグレブ)もu21へ。
代表経験のある落選した選手は、CBレシュコヴィッチ(Dザグレブ)、モチニッチ(ラピド・ウィーン)、ヤヤロ(パレルモ)、パシャリッチ(チェルシー)、リヴァヤ(ラスパルマス)、レビッチ(フランクフルト)などです。


チャチッチ監督「我々は既に無観客試合というハンディキャップを背負うことになったが、同時に自分たちの強みも理解しており、EURO2016でも見せた質の高いプレーを続けたい。初戦を勝ちで終えられると信じているし、ロシアに辿り着くための翼を手に入れたいところだ。」

まずは、チャチッチ続投なんですね。EUROでの成功(個人的に頑張ったのは選手で彼が何かを成し遂げたという印象は全くない)により、アンジなどから声がかかっていたそうですが、ひとまずは続投ということで。
そして保守的な彼らしく、成功したスカッドはほぼ弄らずというメンバー構成となりました。引退のスルナのところに、怪我がなければEUROにも呼ばれていたであろうピヴァリッチが納まり、ベテランのシルデンフェルトに代わってロヴレンが帰ってきたと。ロヴレンの復帰は歓迎ですし、もう揉めてほしくないです。

スルナの引退については、彼のラストメッセージがすごくエモーショナルな彼らしいものでようやく実感が湧いたというのが正直な感想です。彼のラストマッチはあの無味乾燥なポルトガル戦だったわけですが、試合からくる虚無感のせいで彼のラストマッチと言われてもピンとこないような、、実感がありませんでした。
RSBの代役はヴルサリコになるでしょうが、スルナの代役は見つからないでしょう。というより、あれだけの伝説的存在なのだからそんな簡単に代役なんか見つかっては困ります。変化は少ないといえど、全く違うチームになるでしょう。期待と不安が入り混じります。

2016年8月18日木曜日

CB補強の話

自分がここまで見てきた報道をまとめました。個人的備忘録と最後にちょっとした私感。


ここまでの経緯

チェルシーは2年連続でCBの補強に苦労している。

①2015夏~2016夏
 
 昨夏、クラブはジョン・ストーンズを唯一無二の絶対目標と定めた。4度にも及ぶオファーを提示し、メディアを使って相手方にストレスをかけ、ストーンズ本人にトランスファーリクエストを提出させるまでは成功したが、エバートンによる必死の抵抗の前に散った。結果、仏担当スカウトのヒリオンの推薦を受けパピージロボジを獲得という現場の意向とはかけ離れた補強に終わった。誰一人として補強できないという惨敗に終わった。
 冬にストーンズにリトライするという話もあったが、その半年でリーグチャンピオンから降格争いへとクラブの状況は様変わり、さらに14/15シーズンは赤字決算とリトライできる状況ではなくなってしまった。
 一方、その冬にはミアズガがやってきたが、これは単なる先物買いだった。冬はMLSがオフシーズンであり、かつ、そのシーズンでBreakout Player of the Yearに選ばれたというタイミングは、クラブが2013年から有望株としてマークしていたミアズガを買ううえでベストだっただけだ。本来は獲得後そのままローンになる選手、補強として扱われるべきものではなかった。
 ”オペレーション・ストーンズ”は失敗に終わった。さらに、ズマを膝の靭帯断裂という大怪我で失い、ガリーケイヒルは1流のCBとはもはや呼べない選手へ成り下がり、ジョンテリーの衰えを指摘する声はさらに強まった。新監督コンテに引き継がれたのは、この惨憺たる状況であった。

②2016夏~リュディガー破談まで~

 当然コンテはCB補強を要望した。コンテが就任当初提出した希望リストに含まれたとされた選手はボヌッチとマノラス。だが、普通に考えてボヌッチは非売品であり、早々に候補から外れた。
 マノラスは、非常に複雑な状況にあった。まず、並行してナインゴラン獲得へも動いており、プライオリティもそちらに置かれていた。ついで、ローマはFFPを満たすためにいずれかの選手売却が不可欠であった。一方で、ローマがマノラスを獲得した際に結んだ契約の付帯条項(次回移籍金の50%が前所属オリンピアコスに渡るというもの)が2016年9月1日まで有効であったために、今夏のマノラス売却がFFP問題解決に直結しなかった。さらに、DFの主軸であるマノラスの売却そのものにローマは否定的であった。
 一方で、クラブは未だにストーンズ獲得を諦めたわけではなかった。しかしながら、他クラブとの競争必死であった状況と、CB以外にも複数ポジションに補強が必要だったことから、クラブはマネーゲームに参戦しないことを決断。
 また、クラブはジェフリー・ブルマの再獲得へも動いた。コンテ自身がブルマに連絡をとったものの、ブルマはウォルフスブルク移籍を選択。買戻し条項もPSVとの契約延長時に失効しており、失敗に終わった。
 こうした中で、迅速かつ安価な決着を優先したクラブが選んだのは、アントニオ・リュディガーだった。ローマもFFPの影響からリュディガー売却には前向きだった。20m£程度の移籍金で決着目前まで到達し、他のポジションに割く時間と資金を確保したと思われた矢先に、リュディガー自身が膝の靱帯を断裂。このオペレーションも失敗に終わった。さらに、この怪我は同時にマノラス獲得をも困難にした。

③2016夏~クリバリへの転換~
 クラブは、CB補強を据え置き他ポジションへの補強を進めた。ストライカーの補強としてバチュアイを、ナインゴラン獲得に失敗した中盤にはカンテを獲得することに成功。さらにコンテもEUROを終えチームに合流し、本格的なスカッド厳選が始まった。
 そのうえで、コンテが希望したのは、スピードがありフィジカルに恵まれ、ある程度足下の精度を備えた選手。そしてピックアップされたのが、カリドゥ・クリバリだった。2度のオファーを提示するも、ナポリはいずれも拒否する必死の抵抗を見せる。さらにクリバリに高額のバイアウト条項が付帯する新契約を提示しようとするが、一方で代理人がクリバリ本人は退団希望と主張し、移籍もしくは好条件の新契約を勝ち取ろうと画策。それぞれの思惑が入り乱れる事態となった。


現状

①現有スカッド
 加齢による衰えと稼働率低下を指摘されるJT、明らかに衰えたケイヒル。ズマは予定を上回る回復速度を見せるも、まだまだ時間が必要とコンテと本人共に発言。イヴァノヴィッチはSBの層を考えればそちらに専念か。ヘクターとミアズガはローンに回り、控えはアカデミー卒のトモリのみ。

②クリバリ獲得作戦の状況
 新たに60m£(出来高含む)の再オファーをナポリに提示する話が浮上。この額は、ナポリが提示しようとしている新契約に付帯するバイアウト条項と同額とされる。
 コンテは、現有スカッドの精査とPSMを経たうえで、クリバリ獲得を最優先に設定。

③プランB
 報道に挙がったのは、マクシモビッチ(トリノ)、リンデレフ(ベンフィカ)、コネ(サンダランド)。ムスタフィに関してはむしろ否定的な報道が出ている。
 マクシモビッチは、ナポリのCB補強候補筆頭。移籍希望でトリノの練習無断欠席中。元ボランチで足下の技術に優れる一方で、『ネクスト・ヴィディッチ』と呼ばれるようマーキングにも長けているらしい。欠点は、身長の割にセットプレーでの得点が少ないことと、トップレベルでの圧倒的経験値の欠如。
 リンデレフは、スウェーデン代表としてEURO2016出場。RSBにも対応可能で、EUROではほとんどSBとして出場。25mのバイアウト条項持ちだが、ベンフィカはそれ以上のオファーを希望。代理人がメンデスで面倒くさい。
 コネは、昨冬にサンダランドに5m£で加入したコートジボワール代表の27歳。ウォルシュの進言でエバートンが獲得を狙い、17m£(3倍以上!)でオファーも拒否。マクシモビッチ同様に移籍希望で、トランスファーリクエスト提出済み。


私感

 クリバリは素晴らしい選手だと思うが、流石に高いと感じる。ナポリとしてもイグアイン売却により資金に困ることはなく、強気に出てしまわれているのは痛い。絶対的に補強が必要なポジションだけに、チェルシーとしても引くに引けなくなってしまっている。
 ただ、プランBの選手でクリバリに勝ると感じる選手がいないのが難しい。リンデレフはEUROを見た限り有望な選手だとは感じるが、現時点ではJT・ケイヒルとのポジション争いからというレベルに感じた。

 結果論だが、批判も多かったリュディガーの獲得により他に割く時間と資金を確保させることが最良だったのかもしれない。来夏には修行を積んだクリステンセンが戻ってくる(はず)であり、今夏はリーグ戦のみをポテンシャルの高いリュディガーを加えて凌げばよかったのではないかと今更感じてしまう。それだけに、怪我は非常に残念だった。
 だが、一方で今シーズンの群雄割拠のPLにおいて、リュディガーでCL権獲得までこぎつけられるのかと考えればやはり疑問符が残る。ともすると、やはりコンテの最優先希望であるクリバリにできる限り注力することがベターなのではないか。

 クリバリに60m£は高い。ジロボジが8m£で売れる狂ったキ○ガイ移籍市場とはいえ、高い。ただ、クリバリ獲得でCL権獲得に前進できるのなら話は別だと私は思う。CL権を獲得しさえすれば、グループリーグを勝ち抜くだけでも移籍金の半分は回収できる。それだけCL権獲得(とそれに伴う分配金)には価値がある。
 プランBの選手ではどうだろうか。彼らの獲得によってCL権獲得に近づいたと言えるだろうか。それに向かって戦える陣容になったと感じられるだろうか。フェルトンゲンとアルデルヴァイレルトに、スモーリングとバイリーに、ストーンズとコンパニに、そのスカッドで対抗できると感じられるだろうか。そう感じられる補強を、私はフロントにしてほしい。