2016年8月25日木曜日

クロアチア代表メンバー発表(vsトルコ)

2018ロシアW杯ヨーロッパ予選が始まります。初戦はEURO2016で同じグループだったトルコ、ザグレブのマクシミールで現地時間9月5日20時45分キックオフです。


グループはこんな感じ。全9グループで各1位通過がW本戦にストレートイン。また、各2位通過のうち最低成績の1カ国を除いた8カ国でプレーオフを行い、勝ち抜け4カ国が本戦出場。合計13カ国が本戦出場となります。


3月の親善試合イスラエル戦において観客による差別行為があったとして、既にこの試合が無観客試合となる処分をFIFAから課されています。

予選の初戦から無観客試合です。

GK
ダニエル・スバシッチ(ASモナコ)
ロヴレ・カリニッチ(ハイドゥク・スプリト)
イヴァン・ヴァルギッチ(ラツィオ

DF
ヴェドラン・チョルルカ(ロコモティフ・モスクワ)
ドマゴイ・ヴィダ(ディナモ・キエフ)
デヤン・ロヴレン(リヴァプール) 復帰
ティン・イェドヴァイ(レヴァークーゼン)
シメ・ヴルサリコ(アトレティコ・マドリー
イヴァン・ストリニッチ(ナポリ)
ヨシプ・ピヴァリッチ(ディナモ・ザグレブ) 復帰

MF
ルカ・モドリッチ(レアルマドリー)
イヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)
マルセロ・ブロゾヴィッチ(インテル)
マテオ・コヴァチッチ(レアルマドリー)
ミラン・バデリ(フィオレンティーナ)
マルコ・ログ(ディナモ・ザグレブ ナポリ) ※招集後に移籍決定
イヴァン・ペリシッチ(インテル)
アンテ・チョリッチ(ディナモ・ザグレブ)

FW
マリオ・マンジュキッチ(ユヴェントス)
ニコラ・カリニッチ(フィオレンティーナ)
アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム)
マルコ・ピアツァ(ユヴェントス
ドゥイェ・チョップ(スポルティング・ヒホン


何人か所属クラブが変わりました(青字)。

W杯からの主な変更は以下の通り。
・スルナが代表から引退
・チャチッチとの確執があったロヴレンが復帰
・ACL断裂が癒えたピヴァリッチが復帰
・シルデンフェルドが落選

また、HSVに移籍したハリロヴィッチはU21EUROを戦うU21チームへ招集。他にも、EURO2016合宿にサプライズ招集されたチャレタ=ツァール(RBザルツブルグ)やリヴァコヴィッチ(Dザグレブ)もu21へ。
代表経験のある落選した選手は、CBレシュコヴィッチ(Dザグレブ)、モチニッチ(ラピド・ウィーン)、ヤヤロ(パレルモ)、パシャリッチ(チェルシー)、リヴァヤ(ラスパルマス)、レビッチ(フランクフルト)などです。


チャチッチ監督「我々は既に無観客試合というハンディキャップを背負うことになったが、同時に自分たちの強みも理解しており、EURO2016でも見せた質の高いプレーを続けたい。初戦を勝ちで終えられると信じているし、ロシアに辿り着くための翼を手に入れたいところだ。」

まずは、チャチッチ続投なんですね。EUROでの成功(個人的に頑張ったのは選手で彼が何かを成し遂げたという印象は全くない)により、アンジなどから声がかかっていたそうですが、ひとまずは続投ということで。
そして保守的な彼らしく、成功したスカッドはほぼ弄らずというメンバー構成となりました。引退のスルナのところに、怪我がなければEUROにも呼ばれていたであろうピヴァリッチが納まり、ベテランのシルデンフェルトに代わってロヴレンが帰ってきたと。ロヴレンの復帰は歓迎ですし、もう揉めてほしくないです。

スルナの引退については、彼のラストメッセージがすごくエモーショナルな彼らしいものでようやく実感が湧いたというのが正直な感想です。彼のラストマッチはあの無味乾燥なポルトガル戦だったわけですが、試合からくる虚無感のせいで彼のラストマッチと言われてもピンとこないような、、実感がありませんでした。
RSBの代役はヴルサリコになるでしょうが、スルナの代役は見つからないでしょう。というより、あれだけの伝説的存在なのだからそんな簡単に代役なんか見つかっては困ります。変化は少ないといえど、全く違うチームになるでしょう。期待と不安が入り混じります。

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