2016年9月30日金曜日

クロアチア代表メンバー発表(vsコソヴォ、フィンランド)

ロシアW杯欧州予選、2戦目と3戦目です。2戦目はアウェイでコソヴォと(現地時間10月6日 20:45~)、3戦目もアウェイでフィンランド戦です(現地時間10月9日 18:00~)。

クロアチアを含むグループIですが、全チームが初戦を1-1の引き分けで終えました。以前も書きましたが、各グループ1位が本戦にストレートイン。その後、2位通過のうち最低成績の1カ国を除いた8カ国でプレーオフを行い、勝ち抜け4カ国が本戦出場。合計13カ国が本戦出場となります。

さて、メンバーですが前回とほぼ変更はありませんでした。

▼GK
ダニエル・スバシッチ(ASモナコ)
ロヴレ・カリニッチ(ハイドゥク・スプリト)
イヴァン・ヴァルギッチ(ラツィオ)

▼DF
ヴェドラン・チョルルカ(ロコモティフ・モスクワ)
ドマゴイ・ヴィダ(ディナモ・キエフ)
デヤン・ロヴレン(リヴァプール) 
→マテイ・ミトロヴィッチ(リエカ)
ティン・イェドヴァイ(レヴァークーゼン)
シメ・ヴルサリコ(アトレティコ・マドリー)
イヴァン・ストリニッチ(ナポリ)
ヨシプ・ピヴァリッチ(ディナモ・ザグレブ)

▼MF
ルカ・モドリッチ(レアルマドリー) 
→マルコ・ログ(ナポリ)
イヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)
→ドマゴイ・アントリッチ(ディナモ・ザグレブ)
マルセロ・ブロゾヴィッチ(インテル)
マテオ・コヴァチッチ(レアルマドリー)
ミラン・バデリ(フィオレンティーナ)
イヴァン・ペリシッチ(インテル)

▼FW
マリオ・マンジュキッチ(ユヴェントス)
ニコラ・カリニッチ(フィオレンティーナ)
アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム)
マルコ・ピアツァ(ユヴェントス)
ドゥイェ・チョップ(スポルティング・ヒホン)


メンバー発表後に主将であるモドリッチが左膝の怪我のために招集回避。ナポリのログが代替招集されました。また、前回怪我で招集回避したピヴァリッチが復帰。

(10/3 追記)さらに、ラキティッチとロヴレンも怪我により招集を回避。アントリッチとミトロヴィッチがそれぞれ追加招集となりました。ルカとラキの2人抜き…。

(10/4 追記)ピアツァも代表離脱。招集以前から足に痛みを感じており、ザグレブ到着後に検査を受けたところ腓骨にひびが入っていたそうで…。

スルナが引退したばかりで新主将を務めるモドリッチが抜けることになり、少し心配です。代わりのキャプテンはチョルルカが務める予定。

トルコ戦でメディアから問題視された「1トップマンジュキッチ限界説」にチャチッチがどう手を施すかがこの2戦での1番の注目ポイントでしょう。ユーベでもイグアインの後塵を拝している状況ですし、フィオレンティーナで安定した活躍を見せるカリニッチに切り替えるタイミングだと個人的には感じていますが。

もう一つの懸念は、ルカが抜けたボランチを埋めるであろうブロゾヴィッチです。デブール監督との確執によりチームから外され、謝罪後もSNSを巡って再度リーグ戦の招集メンバーから外されてしまったおり、非常に心配しています。ルカの代替招集となったログもまだ若いしナポリでは出番に恵まれておらず、誰がバデリとコンビを組むのかという状況です。

難しいアウェイゲーム2連戦ですが、やはり勝ってほしいです。初戦がかなりお粗末だっただけにこの2戦の結果如何ではチャチッチの首も怪しくなるんじゃないかな。


また、11月に北アイルランド代表と親善試合を行うことも合わせて発表されました。現地時間11月15日 20:45~、ウィンザーパークにて行われます。

2016年9月8日木曜日

クアドラードの移籍に関する備忘録

お金の話は全然分からないので誤った用語の使用等が多々あると思います。

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 今夏、クアドラードは昨年度に続きユベントスへローンとなった。しかも、非常に複雑な契約形態であった。
クアドラのローン契約
①2019年6月までの3年ローン
②ローン費用は5m€/yr
③ユーベは買取OP、もしくは一定の成績を残すことで発生する買取義務を有している。買取に伴う費用は25mであり、これは3年間で支払われる。また、既に支払われたローン費用がここから差し引かれる。
④選手がユベントスに在籍している間にさらに一定の成績を残した場合、ユーベはチェルシーに4m€のボーナスを支払うこととなる。
クアドラードは14/15シーズンの1月に、移籍金30m€、4.5年契約でチェルシーに移籍してきた。週給は100k€(1年を50週とすると年俸5m€)という報道あり。2016年夏の時点で、チェルシーとクアドラードの間に残された契約は3年であり、3年ローンはつまりクアドラとチェルシーの離別を意味する(実質的な売却)。

 チェルシーが支払った移籍金は、契約期間において6.66m€に償却され、ローン期間内はユーベがサラリーを全額負担していると仮定すると、この償却分が帳簿に計上されることとなる。さらに、今後3年間はローン費用5m€/yrが支払われることで、クアドラード獲得による帳簿上の支出はこれを差し引いた年間1.66m€となる。

 額面通りにシンプルに考えると、チェルシーは獲得に費やした30m€を回収できる可能性がある。15/16シーズンのローンによりチェルシーは1.5m€のローン費用を得ており、今後三年間で少なくとも15m€のローン費用をさらに得ることとなる。もしユーベが買取を行うとなると、15mから25m€にまで収入が上昇する。さらに、ボーナスまで発生した場合、追加で4m€を得ることができる。以上を合わせると、合計で約30m€となり支払った移籍金を回収できるというわけである。
 しかしながら、FFPの観点から見れば実際は各年次ごとに収支が計上されるため、チェルシーへの追加の支払いが生じた場合は今後数年間にわたって段階的に計上されることとなる。
 
 今後考えうる最悪のケースとしては、クアドラードのローン契約に含まれる追加の支払いが全く生じないというものであり、この場合チェルシーが得られるのは総額16.5m€(15/16および16/17~の3年間、合計4年間で得られるローン費用の合計)のみとなる。つまり、4.5年の契約のうち彼が実際にチェルシーでプレーしたのは半年のみであるため、チェルシーはたった半年のために差額の13.5m€(と、さらに彼のサラリー)を費やしたということになるわけだ。

 サラリーに関して。ここまでローン期間内ではユーベが全額負担と仮定してきたが、2016年夏市場閉幕後に伊メディアが公表したクアドラードの推定年俸は3m€とされている。チェルシーが獲得時に合意したサラリーが先述した5m€であるとするならば、ローン期間内もチェルシーは一部のサラリーを負担していることになる。
 ただ、calciomercatoの記事によれば、クアドラードとユーベはサラリーにおいて年俸3m€で合意したとされており、端的に言えば自身が希望するユーベ再加入のために減給を受け入れたという可能性もある。クラブ間での契約内容は明かされているが、選手との契約についてはどうしても憶測の域を出ない。
(10/12 追記) サラリーについて、イギリスでは税引き前のものが取り扱われ、イタリアでは税引き後のものが扱われるそうです。よって、必然的に報道される額は英>伊となるため、そのギャップが上記の報道となった可能性が考えられます。


 コンテはクアドラを気に入っておりスカッドに組み込むことを考えていたようだが、高給の彼をアザール、ウィリアン、ペドロに次ぐ控えとして置くことは賢明とは言えない上に、本人がイタリアへ戻りたがっていたのだから残すわけにはいかなかっただろう。そのうえで、完全移籍に準ずるローン移籍で獲得費用を回収できる可能性を残したのだから、悪くない取引とは言える。ユーベにとっても完全移籍で買い取るよりもこの形態の方がFFP的に有利であるため、それぞれの思惑を汲み取った着地点がこの奇異なローン移籍であったのだろう。

2016年9月6日火曜日

9/5 Croatia vs Turkey

新たな時代と新しいコンペティションの始まりに、今までと同じことの繰り返し。

CRO 1-1 TUR @マクシミール
得点者:ラキティッチ(PK)、チャルハノール(FK)

GK:L.カリニッチ
DF:ヴルサリコ、チョルルカ、ヴィダ、ストリニッチ
MF:バデリ、モドリッチ - ピアツァ、ラキティッチ、ペリシッチ
ST:マンジュキッチ

ラキティッチ→ブロゾヴィッチ
ピアツァ→N.カリニッチ
マンジュキッチ→クラマリッチ


得点はルカのPk獲得から。上手く相手をつり出した。それをラキが相手GKの逆を突いて先制。

失点は不運だった。FKを与えたルカのタックルはボールに行っていたし、チャルハノールのFKも壁のペリシッチに当たったものがそのままゴールインするというついてなさ。

ただ、引き分け自体は妥当。シュート17本、決定機も数知れず。マンジョとピアツァは外しすぎ、とくにマンジョはシュート以外でもチャンス潰しすぎ。この引き分けは、点をとりきれなかった自分たちの責任。

チャンスを決めきれない試合をここ2年くらいで何度繰り返してきたか。そして、その大半を担うマンジュキッチ。ユーベのように2トップならば十分やれるが、1トップではもう限界だ。カリニッチがいるのだし、チャチッチは早急に決断を下すべき。


<寸評>
Lカリニッチ
失点はノーチャンス。

ヴルサリコ
クロスで幾度も好機演出

チョルルカ
守備陣を安定させたとは言い難い

ヴィダ
ストリニッチの穴を全てカバー、頼もしかった

ストリニッチ
代表引退すべき

バデリ
最後の1on1は決めなくちゃ。

モドリッチ
キャプテンマークに恥じない素晴らしいプレー

ペリシッチ
コンディション整ってないのが伝わってきた

ラキティッチ
PK決めた以外は全くよくなかった。合流遅れの影響?

ピアツァ
同僚マンジョをリスペクトしてシュート外す必要ないです

マンジュキッチ
そろそろ限界。代わりはもういる。

ブロゾヴィッチ、Nカリニッチ、クラマリッチ
もう少し長い時間見たかった

2016年9月5日月曜日

チェルシー16/17シーズン前半戦選手登録

プレミアリーグ

新加入:#3 アロンソ、#7 カンテ、#23 バチュアイ、#30 ルイス、#37 エドゥアルド
追加登録:#5 ズマ(年齢超過)、#15 モーゼス(ローンバック)、#29 チャロバ(ローンバック)
背番号変更:#11 ペドロ、#14 ロフタス=チーク、#33 トモリ、#41 ソランキ、#42 コリンズ


*登録メンバー
1 アスミル・ベゴヴィッチ HG
2 ブラニスラヴ・イヴァノヴィッチ
3 マルコス・アロンソ 
4 セスク・ファブレガス HG
5 クルト・ズマ
7 エンゴロ・カンテ
8 オスカル
10 エデン・アザール
11 ペドロ
12 ジョン・ミケル・オビ
13 ティボー・クルトワ
15 ヴィクター・モーゼス HG
19 ディエゴ・コスタ
21 ネマニャ・マティッチ
22 ウィリアン
23 ミヒー・バチュアイ
24 ギャリー・ケイヒル HG
26 ジョン・テリー HG
28 セサル・アスピリクエタ
29 ナサニエル・チャロバ HG
30 ダビド・ルイス
37 エドゥアルド

*Under-21の選手 ※規定により登録不要
14 ルベン・ロフタス=チーク
33 フィカヨ・トモリ
34 オラ・アイナ
41 ドミニク・ソランキ
42 ブラッドリー・コリンズ

合計22+5名 HG外選手16名(最大17名)、HG選手6名


SQUAD NUMBER LIST FOR 2016/17(クラブ公式)
http://www.chelseafc.com/news/latest-news/2016/08/squad-numbers-for-new-signings-confirmed.html

Squads for 2016/17 Premier League confirmed(プレミア公式)
https://www.premierleague.com/news/84136

2016年9月1日木曜日

夏のお金の出入り

備忘録。ザックリ参考程度に。移籍金は主にガーディアンとtransfermarktを参考にしましたがアテにしない方が賢明。

IN
ミヒー・バチュアイ 33m£
エンゴロ・カンテ 30m£
エドゥアルド 4m£
マルコス・アロンソ 23m£
ダビド・ルイス 34m£

合計 124m£

OUT
スティペ・ペリツァ 3.4m£
モハメド・サラー 12m£
パピー・ジロボジ 8m£
マルコ・マリン 2.5m£

合計 25.9m£

LOAN
ババ・ラーマン 0.4m£/yr
マリオ・パシャリッチ 0.8m£/yr
クアドラード 4m£/yr
ロイク・レミー 3m£/yr

合計 8.2m£/yr(今年度のみのloan fee、判明分のみ)

SELL-ON
ジェフリー・ブルマ 4m£ ※狼への移籍金12m£の3分の1


Net Spent
124-(25.9+8.2+4)
= 85.9m£


とりあえず、減価償却とか代理人手数料とか諸々無視すればザッと9000万£くらいの赤字収支。
原因としては、モウ期の少数精鋭スカッドの影響で売れる選手が手元におらず売却益をあげられなかったこと、膨大な放映権収入による売却の促進と市場価格の異常な高騰、チーム再建における選手購入が避けられなかったこと、など。

Daily Expressによれば、net spentでチェルシーは4位でだいたいアーセナルと同じらしい(総額が個々の計算とは違ってるのでこれも参考程度)。ちなみにマンチェスターの2クラブが1億ポンド超えでワンツーフィニッシュ。

サラーの売却益を今夏に持ってきたのは優秀な判断だったと言えそう。詳しいお金の話はそのうちSwiss Rambleあたりが取りあげるか、Jake Cohenが書くと思う。