2018年9月2日日曜日

クロアチア代表メンバー発表(vsポルトガル、スペイン)

大躍進を遂げたロシアW杯を終え、新たな一歩を踏み出すクロアチア代表メンバーが発表されました。現地時間9月6日に親善試合ポルトガル戦が、同11日にUEFAネーションズリーググループステージ第1節スペイン戦が行われます。ポルトガル戦はポルトガルのファロで、スペイン戦はエルチェでそれぞれ開催されます。


▼GK
ロヴレ・カリニッチ(ゲント)
ドミニク・リヴァコヴィッチ(ディナモ・ザグレブ)
カルロ・レティカ(クルブ・ブルッヘ)*

▼DF
ドマゴイ・ヴィダ(ベジクタシュ)
デヤン・ロヴレン(リヴァプール)
ティン・イェドヴァイ(レヴァークーゼン)
マテイ・ミトロヴィッチ(クルブ・ブルッヘ)*
アントニオ・ミリッチ(アンデルレヒト)*
シメ・ヴルサリコ(インテル)
ヨシプ・ピヴァリッチ(ディナモ・キエフ)
ボルナ・バリシッチ(グラスゴー・レンジャーズ)*

▼MF
ルカ・モドリッチ(レアルマドリー) 
イヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)
マテオ・コヴァチッチ(チェルシー)
ミラン・バデリ(ラツィオ)
マルセロ・ブロゾヴィッチ(インテル)
フィリップ・ブラダリッチ(リエカ)
マルコ・ログ(ナポリ)*
マリオ・パシャリッチ(アタランタ)*

▼FW
アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム)
イヴァン・サンティニ(アンデルレヒト)*
マルコ・リヴァヤ(AEKアテネ)*
イヴァン・ペリシッチ(インテル)
アンテ・レビッチ(フランクフルト)
マルコ・ピアツァ(フィオレンティーナ)
ドゥイェ・チョップ(バジャドリー)*

*がついてる選手はW杯に選ばれていなかった選手

※発表後、レビッチとクラマリッチが負傷を理由に代表招集を辞退しています。


まずは、W杯を終えてクロアチア代表からの引退について。チョルルカ、マンジュキッチ、スバシッチの3人が引退を発表しています。

彼らのほかにモドリッチ、ラキティッチも引退の可能性を報道されていましたが、2人とも招集されました。それぞれキャプテン、副キャプテンとして引き続きチームを引っ張ってもらえるこに。安心しましたし、彼らのプレーがまだ代表でも見れることが本当に嬉しい。

そのほかにW杯選出メンバーからは、心肥大が見つかり数ヶ月の休養と精査が必要と診断されたSBイヴァン・ストリニッチ(ACミラン)、U21代表への招集を優先させたCBドゥイェ・チャレタ=ツァル(マルセイユ)が外れています。また、W杯中に代表チームを追放されたFWニコラ・カリニッチ(アトレティコ・マドリー)は今回も選ばれませんでした。

逆に、W杯メンバー以外で今回招集されたのが、GKのレティカ、CBのミトロビッチ、ミリッチ、LSBのバリシッチ、CMのログ、パシャリッチ、STのサンティニ、リヴァヤです。このうち、レティカ、ミトロヴィッチ、バリシッチ、ログ、パシャリッチ、サンティニはW杯のラージリストに選ばれていました。

新顔の中で注目すべき選手は、バリシッチとリヴァヤでしょうか。バリシッチは、ストリニッチ不在となるLSBの座をピヴァリッチと争うことになります。バリシッチは元々国内組随一のLSBで、これまでも国内組中心の親善試合でA代表でテストされてきましたが、なかなかアピールに成功できずにいました。堅実なストリニッチがいたことで、攻撃に秀でたピヴァリッチとの補完性がよくW杯でもこの2人が選ばれましたが、この機会にレギュラーを奪取できるでしょうか。

リヴァヤですが、現在クロアチアはストライカーに問題を抱えています。マンジュキッチは引退、カリニッチは追放とレギュラー格2人が不在となっているためです。現時点で1stチョイスはクラマリッチになるでしょうが、彼は怪我で代表を辞退。チョップとサンティニはそれぞれ得点嗅覚、高さと一芸に秀でたタイプで、やはりマンジョやカリニッチと比べると型落ち感は否めない選手です。そのなかで、ポテンシャルはやはり一級品のリヴァヤが鍵を握っていると思います。彼がここで存在感を示してくれると代表にとって本当に大きい。

新しい代表が強豪国を相手のどのような試合をしてくれるか楽しみです。あとは、ネーションズリーグという新しい大会を楽しみたいですね!

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