2014年10月20日月曜日

10/10 Bulgaria vs Croatia

EUROグループリーグ3戦目。相手はアウェイのブルガリア。フットボール以外にも、いろいろありました。ロヴレンが腹筋の痛みで負傷離脱。

クロアチア 1-0 ブルガリア
得点者:O.G.(36')

GK:Subasic
DF:Srna,Corluka,Vida,Pranjic
MF:Brozovic,Modric,Olic,Rakitic(Kovacic 80'),Perisic
FW:Manduzukic

Sub:Vargic,Kalinic,Schildenfeld,Leskovic,Milic,Strinic,Tomecak,Halilovic,Kramaric,Jelavic,Cop


試合内容について一言。ブルガリアは攻守に精度が低く、もっと圧倒すべき相手でした。ただ、それがクロアチアの選手にモチベーションをもたらさなかったようで、こちらも精度の低い試合に。特に両ワイドのオリッチとペリシッチは不満が残る出来で、貪欲さを持つクラマリッチが見たかった。交代枠を1つしか使わなかったコヴァチ監督も低評価に。

Index.hrの採点。最高評価はモドリッチとチョルルカ。最低は監督のニコ・コヴァチ。



tportal.hrの採点。最高はチョルルカ。最低はニコ・コヴァチ。


  • 試合前会見

コヴァチ監督
「ブルガリアは正しい道を歩んできた実力のあるチームだ。ルドゴレツはCLに参加していて何人かの選手はロシアでプレーしている。我々は高揚した雰囲気の中で難しい相手を待ち受けることになる。」

「彼らは攻守においていいチームで、特に右サイドが強力だ。彼らは大きな挑戦だが、我々はしっかり分析してきたしそれが予選において非常に重要なものの一つだと気付いている。正しいアプローチによって我々のチャンスは非常にいいものになるのだ。」

「(代表選手の多くが各クラブで活躍を収めており、それが代表にどういったものをもたらすか、と聞かれ)クラブでのフットボールと代表でのそれは違うものだ。だけど我々の選手は自信に満ちていて、それがドレッシングルームやピッチ上で素晴らしい雰囲気を保つことに役立っている。」

「我々はマルタ戦の前半は十分ではなかった、だが後半は好機をいくつも生み出したし私は楽観視しているよ。」

「我々は若返りを図っている段階でもあり、若い選手たちにチャンスを与えることも目的の一つだ。若手たちは経験ある選手とともにプレーすることから学ぶことができる。全員が代表に残ろうとしていて、それが新たな熱さをもたらしてくれる。」

「(呼ばれなかった選手について)ヴルドリャク(レギア・ワルシャワ)については招集を考えたが、そのポジションには質の高い選手が既に十分な数いる。」

「クラニチャールはウクライナでトラブルに陥っていてセカンドチームで練習していた。QPRに復帰はしたがすべての試合を見たけれどW杯前の状態には戻っていない。だから召集外とした。選手たちは心身ともに整っていなければならない。完全な状態になるまでもう数週間は必要だろう。」

「ペリシッチが我々の予想よりも早期に復帰できて喜んでいる。フィジカル面でも用意ができていると信じているが、彼の状態がどうか会話をし続けていく。我々は彼だけでなく他の選手も含め、金曜日の試合に向けて万全の状態になるように調整していく。」

「私たちは自分たちのプレースタイルを続けていくよ、だが決して戦う相手を忘れてはならない。」


クラマリッチ
「僕の仕事はトレーニングから実力を示していくことだ。どうなるか見てみようか、チャンスが与えられたならばベストを尽くすよ。競争もフットボールの一部だ。大事なことはクロアチアがいいプレーをし勝つことだ。僕がプレーすることよりもそっちの方が重要だよ。」

「何度も言ってきたけど、どのポジションでプレーするのがベストなのかは監督が決めることだ。やることは実際 あまり変わらないしね。」

「レシュコヴィッチとトメチャク(共にリエカのチームメイト)は大きなポテンシャルを持った選手だ。」

「ブルガリアのことはあまりよく知らないけど、主要な選手はルドゴレツから来ているのは知っている。ルドゴレツはCLに出場しているよね、彼らは組織的で素晴らしいチームだ。そして、それがクロアチアに勝つ非常にいいモチベーションになるだろうね。」


チョルルカ
「(チームメイトの)ポポフは素晴らしい選手だ、間違いなくブルガリアで最高の選手だろう。」

「アウェイでも満員のスタジアムでプレーできるのは嬉しいよ。我々を待ち受ける相手サポータたちの前で勝ち点3をとりたいね。確かに難しいことだけど、そのために来たんだ。それに、自分たちが相手よりも優れていると信じているよ。」

「ブルガリアはこの前戦ったマルタとキプロスよりもいいチームだし、より手ごわい相手だと予想している。だが、私たちは彼らの攻撃にどう対応すべきか分かっている。スペースを与えずコンパクトでいることが重要だ。」


ペリシッチ
「2か月も怪我で離脱している間、できるだけ早く復帰できるよう一生懸命に努めた。その結果、予想されていたものよりも5週間も早く復帰することができたんだ。」

「練習で努力したおかげで監督はチャンスをくれて、10日間で4試合すでにプレーしてきた。もう100%の状態だし、代表でも他の選手と同じメニューをこなしているよ。」

「私たちは常に勝ちに行く、重要なことだ。ソフィアでも勝ち点3をものにしたいね。」

「(復帰前と後で代表の面子にいくつか変化があったことについて)代表に別れを告げた選手がいることは避けられないことだし、再び集まった時に新しい顔がいることはどのチームにおいても普通のことだよ。」


ストリニッチ
「僕は色んな怪我で長い間離れていた。でも、それも過ぎたことだ。この重要な2試合で勝ち点6がほしいね。そうなれば皆ハッピーだ。」



  • 試合後、発煙筒問題について

コヴァチ(クロアチア監督)
「どっちが先にやったかとかそういう問題じゃない。スタジアムはこういう見当はずれなことをする場じゃないんだ。」

ペネフ(ブルガリア監督)
「なんでブルガリアのサポーターが処分されなくてはいけないのか。個人的な話をするが、私はこういう高揚した雰囲気は嫌いではない。」


昨夜のブルガリアvsクロアチアの問題シーン動画 
























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