2021年2月2日火曜日

20/21チェルシーローン選手名鑑

目次や更新履歴の各選手名をクリックするとその選手の項目へに飛ぶようになってます。

※通し番号は今季にローンが決まった順番を示しており、人数を反映したものではありません。


[目次]
#36 ババ・ラーマン
#35 フィカヨ・トモリ
#34 ダニー・ドリンクウォーター
#33 ジェイク・クラーク=ソルター
#32 ヴィクター・モーゼス
#31 イアン・マートセン
#30 ネイサン・バクスター
#29 ファン・カスティージョ
#28 ジョージ・マクイクラン
#27 マルコ・ファン・ヒンケル
#26 マラング・サール
#25 ルベン・ロフタス=チーク
#24 ティエムエ・バカヨコ
#23 マット・ミアズガ
#22 ジョン・ラッセル
#21 ロス・バークリー
#20 イーサン・ウェイディ
#19 ルーク・マコーミック
#18 ダヴィデ・ザッパコスタ
#17 ルイス・ベイカー
#16 コナー・ギャラガー
#15 ミチー・バチュアイ
#14 ケネディ
#13 イーサン・アンパドゥ
#12 タリク・ウワクウェ
#11 テディ・シャーマン=ロウ
#10 マーク・グェヒ
#9 ジャマル・ブラックマン
#8 アルマンド・ブロヤ
#7 イザイア・ブラウン
#6 アイク・アグボ
#5 トレヴォ・チャロバ
#4 ジェイミー・カミング
#3 ダニーロ・パンティッチ
#2 チャーリー・ブラウン
#1 ルーカス・ピアゾン

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#36 Baba Rahman  ババ・ラーマン
DF 26歳 ガーナA代表
ローン先:PAOK(ギリシャ1部)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季はマジョルカでプレーしたが、後半戦から怪我で不在となりいつの間にかマジョルカのHPから情報が消えるなどまたしても冴えないシーズンを過ごしてしまった。夏にはローンが決まらず、冬にギリシャ行きが決定。500万ユーロでの買取オプションが付いており、行使されるようなプレーを見せられる子を望む。目次に戻る



#35 Fikayo Tomori  フィカヨ・トモリ
DF 23歳 元イングランドU21代表
ローン先:ACミラン(セリエA)
ローンの目的:トップチームの構想外
ランパードに連れられ一緒にダービーからトップチーム入りを果たしたが、ランパードの戦術変更によりCBにはよりフィジカルかつ空中戦への強さが求められるようになったことから、CBの序列が最低地となってしまった。身長は低いが、高い身体能力と積極的な前線への潰し、高いディストリビューションと試合に出れば随所に光るところを見せていたので、ランパードの心変わりは残念なところ。一方で状況判断力に欠けるシーンも目立ち、イタリアでこの部分が克服されれば一気にスターダムを駆け上がる可能性もある。ミランとしては破格の3000万ユーロでの買取オプション付き。目次に戻る



#34 Danny Drinkwater  ダニー・ドリンクウォーター
MF 30歳 元イングランドA代表
ローン先:カスパムシャ(トルコ1部)
ローンの目的:トップチームの構想外
構想外となっただけでなく、ローン先でもナイトクラブ返り討ち事件や練習場で頭突き事件など誰しもが望んでない形で目立ってばかりの1年を昨季は過ごした。夏にローン先が決まらず、冬になりやっとトルコから救いの手が。来季につながるインパクトを少しでも残せるといいのだが。目次に戻る



#33 Jake Clarke-Salter  ジェイク・クラーク=ソルター
DF 23歳 元イングランドU21代表
ローン先:バーミンガム(チャンピオンシップ)
ローンの目的:ユース卒業後の段階を踏んだ成長
昨季もバーミンガムでプレーし、シーズン途中からレギュラーを奪取した。今季は国内外からローンオファーを受けたがまとまらず、結局市場最終日にバーミンガムへ戻ることが決まった。本来はより成長のために好条件が揃ったクラブへステップアップする予定であったため、ローンアレンジとしては不満が残るが、2部で1年通してレギュラーとしてプレーできれば大きな経験値となるだろう。現状トモリの後塵を拝しているが、自らの価値をトップチームスタッフに示す1年にしたい。目次に戻る



#32 Victor Moses ヴィクター・モーゼス
FW 29歳 元ナイジェリアA代表
ローン先:スパルタク・モスクワ(ロシア1部)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季は前半戦をトルコで、後半戦を恩師コンテのインテルでプレーした。インテルではバイプレイヤーとしてチームに貢献し買取もチラついたが、アクラフの移籍により誰もが世界平和ともに願った買取が実現せず枕を濡らした。コンテ許すまじ。今季はロシアへの買取OP付きローンが決まった。9月のランパードの会見中に「モーゼスはまだチャンスがあるのか?」「え、モーゼス?それ今聞くこと?と、とりあえず市場閉じてから残ってたらまた考えるわ」みたいなやり取りがあったのが今夏の悲しいハイライト。目次に戻る



#31 Ian Maatsen  イアン・マートセン
DF 18歳 オランダU18代表
ローン先:チャールトン(英3部)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
昨季はU18チームだけでなく飛び級でDevチームでもプレー、さらに出場機会こそ得られなかったがトップチーム帯同のチャンスも勝ち取った。ユース内でも特に期待値が高い1人で、まだU18チームでの出場資格もあるにも関わらず、シニアの世界への挑戦が決定。よくいる若手SBとしてチヤホヤされる攻撃ガンガン系ではなく、CBもこなせる安定した守備力と中盤もこなせる組み立て関与能力の高さが持ち味のクレバーなタイプ。シニアの世界でも臆せず力を発揮してほしい。目次に戻る



#30 Nathan Baxter  ネイサン・バクスター
GK 21歳 イングランド
ローン先:アクリントン(英3部)
ローンの目的:ユース卒業後の段階を踏んだ成長
昨季はスコットランド1部のロス・カウンティでプレー。肩の怪我での離脱はあったが、レギュラーとしてプレーした。18歳からローニー生活を送り、英6部→5部→4部→スコットランド1部とアマ・プロ様々なシニアの世界で経験を積んだ陰なる実力者だ。アクリントンへのローンはウワクウェ、ラッセルに続いて3人目。経験値だけならどのローニーにも負けない、着実にトップへの階段を登り続けている。目次に戻る


#29 Juan Castillo  ファン・カスティージョ
DF/MF 20歳 オランダU20代表
ローン先:AZ(エールディビジ)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季は買取前提でのアヤックスBへのローンだったが、コロナ禍により当初の計画が崩れ一転チェルシー復帰となった。チェルシーでのLSBの序列は年下の同胞マートセンに抜かれ、今季はAZへのローンが決定。昨年に契約延長で揉めた経緯もあり、育成目的のローンとは考えにくいのが実情。母国で飛躍のきっかけをつかめるといいのだが。
※1月11日にAZへのローン打ち切りとADOデン・ハーグへのローン先変更が発表された。目次に戻る



#28 George McEachran  ジョージ・マクイクラン
MF 20歳 元イングランドU19代表
ローン先:MVVマーストリヒト(オランダ2部)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
昨季は前半戦をDevチームでプレー。後半戦からオランダ2部のSCカンブールでシニアの世界へ挑戦することになったのだが、コロナ禍によりリーグは打ち切られ実質Devチームでのシーズンとなってしまった。今季は同じオランダ2部の別のチームで、仕切り直してシニアの世界に挑戦することに。他のポジションの同期がシニアですでに活躍しており、同じポジションでは下の世代のアンジョリンにも抜かされた。意地を見せなくてはいけないシーズンだ。目次に戻る



#27 Marco van Ginkel マルコ・ファン・ヒンケル
MF 27歳 元オランダA代表
ローン先:PSV(エールディビジ)
ローンの目的:トップチームの構想外
最後にプレーした公式戦は2018年5月6日まで遡る。慢性的な膝の怪我に悩まされ、手術を繰り返し、さらに術後の創感染まで起こした。いつ良くなるのかすら分からない入院生活で鬱状態になるまで苦しんだ。それでもヒンケルは諦めず懸命にリハビリに励んだ。そしてチェルシーはいつピッチに戻れるかも分からない選手に契約を与え続け、収入、生活、医療、スポーツ面全てのサポートを続けた。そして帰ってきた彼にPSVが再び声をかけてくれた。
これが「ファンヒンケルってまだチェルシーにいたんだ」の舞台裏だ。目次に戻る


#26 Malang Sarr マラング・サール
DF 21歳 フランスU21代表
ローン先:ポルト(ポルトガル1部)
ローンの目的:プレー時間の確保
今夏にニースからフリーで獲得した有望株の左利きCB。フランス国内ではプロスペクトとして以前より期待が高かったが、チーム事情でLSBでプレーすることも少なくなく、同年代のウパメカノ(RBL)やディアロ(PSG)と比べ伸び悩みを指摘されていた。新天地を求めニースと契約延長せずにチェルシーと契約したが、トップチームに空きはなくローンで経験を積む方針で合意し、今季はポルトでプレーすることに。CBとしては182cm(transfermaktより)と身長が低いのが気になる。目次に戻る


#25 Ruben Loftus-Cheek ルベン・ロフタス=チーク
MF 24歳 イングランドA代表
ローン先:フラム(プレミアリーグ)
ローンの目的:プレー時間の確保
昨季はアキレス腱断裂の大怪我からのリハビリに大半を費やし、コロナ禍でリーグ延長となったことでいくらかプレー機会を得たが、かつての姿とは程遠く。本人は当初トップチーム残留で競争に挑むつもりだったが、トップフォームに戻るには想像以上に時間がかかりそうで、安定した出場機会を得るべく同じロンドンのフラム行きが決定。サッリ時代にポジションを自力で勝ち取った柔も剛も併せ持ったチートプレイヤーが帰ってきてくれることを誰もが願っている。目次に戻る


#24 Tiemoue Bakayoko ティエムエ・バカヨコ
MF 26歳 元フランスA代表
ローン先:ナポリ(セリエA)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季は古巣モナコでレギュラーとしてプレーも、コロナ禍によりモナコは買取額を捻出できず返却が決定。一時はミランからのアプローチがあり、本人もミラン復帰を望んでいたが「買取義務ではなくオプションの了承&買取額減額」というチェルシー側の大幅な譲歩にも関わらず、ACフィテッセが貧乏すぎて破談。結局、かつての監督ガットゥーゾに拾われた。買取OPはなくローン費用500万ユーロでの単純ローン。目次に戻る


#23 Matt Miazga マット・ミアズガ
DF 25歳 アメリカA代表
ローン先:アンデルレヒド(ベルギー1部)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季はレディングでレギュラーとしてプレーしたが、負傷離脱が幾度もあり20試合程度の出場に留まった。今季はベルギーのトップクラブであるアンデルレヒドでプレーすることに。フィテッセ以外でのトップリーグでのローンではこれまで結果を残せていないが、今季結果を残せればキャリアのブレイクスルーになるだろう。勝負の年だ。目次に戻る



#22 Jon Russell  ジョン・ラッセル
MF 19歳 イングランド
ローン先:アクリントン(英3部)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
昨季はDevチームでプレーした中盤の選手。U7からチェルシー所属のアタッキングMFが、シニアフットボールに挑戦することに。アクリントンへのローンはウワクウェに続いて今季2人目。ユースでは目立った印象を残せていないが、今季を次に繋がる1年にできれば。目次に戻る



#21  Ross Barkley  ロス・バークリー
MF 26歳 イングランドA代表
ローン先:アストンヴィラ(プレミアリーグ)
ローンの目的:プレー時間の確保
今季もトップチームの攻撃の駒として考えられていたが、その一方でマウントの台頭とツィエク、ハヴァーツの獲得もあり、昨季よりも序列は落ちていた。そのためクラブは好条件のオファーがあれば放出も検討するというスタンスで、かつバークリー本人もEURO2021及び自身のキャリアのために出場機会を欲したため、ヴィラへのローンとなった。
…いまだにハムストリングの大怪我の前の状態に戻ったとは言えない。しかし、ボールを持てばなにか期待を抱かせるあの存在感を取り戻しつつあるのも事実だ。ヴィラで2度目の、いや本当の旬を迎えてほしい。そしてクラブに、ランパードに放出を後悔させてほしい。目次に戻る



#20 Ethan Wady  イーサン・ウェイディ
GK 18歳 アメリカU17代表
ローン先:ダートフォード(英6部)
ローンの目的:プレー時間の確保
昨季はU18チームの控えGKとして1年を過ごした。今季はDevチームはジゲル、U18チームはバーグストロームがメインとなり控えはより若い子が務めるため、GKというポジションの特性からプレー機会を確保するためにローンとなった。この年代でシニアフットボールが経験できるのはアドバンテージなのでこの機会を生かしてほしい。目次に戻る



#19 Luke McCormick ルーク・マコーミック
MF 21歳 イングランド
ローン先:ブリストル・ローバーズ(英3部)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
昨季は同じく3部のシュルズベリーにローンされるも、レギュラーを奪えず冬で打ち切りに。後半戦はDevチームでプレーするが、コロナ禍によるユースシーズン打ち切りによって消化不良の1年を過ごした。ユーティリティでサイドもこなせる中盤として、今季はポジションを掴みたい。目次に戻る



#18 Davide Zappacosta  ダヴィデ・ザッパコスタ
DF 28歳 元イタリアA代表
ローン先:ジェノア(セリエA)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季はローマへローンとなるも、加入直後に前十字靱帯断裂の大怪我を負ってしまい、シーズンの殆どを棒に振ってしまった。クラブはローマが買取オプションを行使することを望んでいたが、怪我とコロナ禍の影響でそれも叶わず。母国イタリアで、失われた自身の市場価値を少しでも取り戻せるような活躍を見せてほしいが。目次に戻る



#17 Lewis Baker  ルイス・ベイカー
MF 25歳 元イングランドU21代表
ローン先:トラブゾンスポル(トルコ1部)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季はデュッセルドルフへローンで向かうも、スタメンを取れず監督とも折り合いが合わずに半年でローンを打ち切られた。かつてのユースのエースもキャリアが停滞したまま気づけば25歳。ボールを持てば抜群にうまいがオフザボールの悪さは改善なく、いい位置でボールを持てない課題は未だ治っていない。今季は既知の仲であるエディ・ニュートンが監督のクラブに拾ってもらえた、再起してほしい。目次に戻る



#16 Conor Gallagher  コナー・ギャラガー
MF 20歳 イングランドU21代表
ローン先:WBA(プレミアリーグ)
ローンの目的:ユース卒業後の段階を踏んだ成長
昨季は前半戦を2部のチャールトンでプレーしチームの大黒柱として活躍。チャールトンクラブ状況が不安定となったこともあり、後半戦はスウォンジーで昇格争いのキーマンとして活躍を見せた。2部の年間最優秀若手選手候補に挙がる活躍を見せ、今季はプレミアにステップアップ。ユース卒業後のローン組では最も期待の高い有望株で、運動量、得点関与、守備の全てで貢献できる万能ミッドフィルダーがプレミアでどこまでやってくれるか今から楽しみだ。目次に戻る



#15 Michy Batshuayi ミチー・バチュアイ
FW 26歳 ベルギーA代表
ローン先:クリスタルパレス(プレミアリーグ)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季は補強禁止処分の影響でトップチーム残留。アジリティを優先したランパードは前半戦ジルーよりもこの選手を重用した結果、無能説のエビデンスとして嘲笑の対象となり、中断期間明けの紅白戦では背番号なしの練習生扱いまで堕ちた。シーズンの終わり際にはThe Athleticに「戦術理解度ゼロの遅刻魔」とスッパ抜かれる始末で、ついでにThe Sunには「かつての恋人との間にできた子の認知を拒否、養育費も払わず裁判沙汰に」とスッパ抜かれた。残り契約1年だったが、誰も買ってくれずに仕方なく1年契約延長&再ローンとなってしまった。目次に戻る



#14 Kenedy  ケネディ
FW 24歳 元ブラジルU23代表
ローン先:グラナダ(ラ・リーガ)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季は同じリーガのヘタフェでプレー。レギュラーを奪えず、役割のかぶるククレジャの控えとしてリーグ戦19試合に出場して3G5A。サイドバックをやらされ失ってしまったアイデンティティは取り戻しつつあるが、時間は過ぎゆく一方でもう今シーズンには25歳になる。自分の居場所を見つけてほしい。目次に戻る



#13 Ethan Ampadu イーサン・アンパドゥ
DF/MF 20歳 ウェールズA代表
ローン先:シェフィールドUtd(プレミアリーグ)
ローンの目的:プレー時間の確保
本人は残留してトップチームでのポジション争いに挑む気持ちが強かったが、出場機会の確保が必要という判断のもとで今季はシェフィールドUtdへのローンが決定。昨季はRBライプツィヒでプレーしたが控えの立ち位置を覆せず、全コンペティション通じて出場7試合と悔しい1年に。昨季のこの名鑑でも書いたが、チェルシー移籍後毎年のように月単位の負傷離脱があるのが彼の課題で、昨季も背中の怪我で多くの時間を失ってしまった。能力は十二分にあるだけにフルシーズン戦うのが目標であり必須条件だ。目次に戻る



#12 Tariq Uwakwe  タリク・ウワクウェ
MF 20歳 イングランドU20代表
ローン先:アクリントン(英3部)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
昨季はDevチームでプレーしたレゲエな見た目のMF。昨冬にも2部のチームへのローン話が出たが結局まとまらず、コロナ禍でユースチームは活動停止となり消化不良の1年を過ごした。中央サイドどちらもできスキルも運動量も悪くないのだが、見た目以上に突き抜けた強みがパッとでてこないのが課題であり伸びしろ。初のシニアフットボールで突き抜けるきっかけを掴んでほしい。目次に戻る



#11 Teddy Sharman-Lowe  テディ・シャーマン=ロウ
GK 17歳 イングランドU17代表
ローン先:バートン・アルビオン(英3部)
ローンの目的:先方の希望
今夏にバートンから青田買いが決まったイングランドU17代表のGK。今季は移籍後ローンバックでバートンに残ってプレーすることになった。今季はバートンのトップチームでポジション争いをすることになるよう。3部でのレギュラー経験を手土産に、来夏ロンドンにやって来てほしいところだが。目次に戻る



#10 Marc Guehi  マーク・グェヒ
DF 20歳 イングランドU21代表
ローン先:スウォンジー(チャンピオンシップ)
ローンの目的:ユース卒業後の段階を踏んだ成長
昨季後半戦からスウォンジーでプレー。2部特有のローン選手出場制限(5人まで)の影響もあり出場機会に恵まれない時期もあったが、出れば印象的なパフォーマンスを毎回見せローン延長を勝ち取った。チェルシーユース内でも期待の高い選手の一人であり、今季は通年での継続的な活躍が求められる。チームの昇格に貢献する大活躍を。目次に戻る



#9 Jamal Blackman  ジャマル・ブラックマン
GK 26歳 元イングランドU21代表
ローン先:ロザラム(チャンピオンシップ)
ローンの目的:プレー時間の確保
18/19シーズンに追った脛骨骨折の大怪我の影響で昨季前半はリハビリに費やした。後半戦は英3部のブリストル・ローバーズで10試合プレー。今シーズンは2部昇格組のロザラムでプレーすることに。正GKとしての活躍を期待されており、怪我なく1年間プレーしてほしい。目次に戻る



#8 Armando Broja  アルマンド・ブロヤ
FW 18歳 アルバニアA代表
ローン先:フィテッセ(エールディビジ)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
昨季はDevチーム、U18チーム合算で31試合19ゴールと主力として活躍し、トップチームデビューも飾った大型ストライカー。9月の代表戦ではA代表にも招集された。シニアの世界での競争の舞台として今季はフィテッセでプレーすることに。レギュラーは安泰ではなくライバルも多い。かつてのソランキ以上の活躍を見せれれば100点だが、まずはレギュラー確保から。目次に戻る



#7 Isaiah Brown イザイア・ブラウン
FW 23歳 元イングランドU21代表
ローン先:シェフィールド・ウェンズデー(チャンピオンシップ)
ローンの目的:プレー時間の確保
昨季は同じくチャンピオンシップのルートンでプレーし、攻撃的MFとしてリーグ戦7アシストとチームの重要なピースを担った。しかし、その一方でここ数年と同じ様に怪我で戦列を離脱した時期もあり、怪我がなければもっとやれたはず。才能は発揮できている、あとは継続性だ。目次に戻る



#6 Ike Ugbo アイク・アグボ
FW 20歳 元イングランドU20代表
ローン先:セルクル・ブルッヘ(ベルギー1部)
ローンの目的:プレー時間の確保
昨季はオランダ2部のローダでプレー。英下部リーグでのローンではずっと奮わなかったが、昨季28試合13ゴールとついにシニアの世界でブレイク。その活躍が認められ、今季はトップリーグへのローンが実現した。報道によれば、およそ500万ユーロでの買取オプションが付帯しているとのこと。英下部での辛酸をバネにベルギーで輝いてほしい。目次に戻る



#5 Trevoh Chalobah  トレヴォ・チャロバ
DF/MF 21歳 イングランドU21代表
ローン先:ロリアン(リーグ1)
ローンの目的:ユース卒業後の段階を踏んだ成長
昨季はハダースフィールドでレギュラーとして1年間プレー。チームの成績は振るわなかったが、その活躍が認められ今季はフランスのトップリーグに挑戦することに。DF/MFの議論が尽きないが、ハダースフィールドではDMFとしてプレーしており、ロリアンでもそちらを期待されているよう。リーグ1でも活躍できれば、トップチームへの道は開ける。目次に戻る


#4 Jamie Cumming  ジェイミー・カミング
GK 21歳 元イングランドU19代表
ローン先:スティーヴネイジ(英4部)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
昨季はDevチーム(U23)でプレーしながら、トップチームの第3GKとして1年間トップチームに帯同した。今季は継続的な出場機会のために、4部でプレーすることに。4部とはいえプロリーグ、シニアの世界での競争に晒されるのはこれが初めて。ポジションを掴みたい。目次に戻る


#3 Danilo Pantic  ダニーロ・パンティッチ
MF 23歳 元セルビアU21代表
ローン先:FKチュカリチュキ(セルビア1部)
ローンの目的:プレー時間の確保

Pantic heads on loan to Serbia; Maddox moves on | Official Site | Chelsea Football Club

Danilo Pantic has joined FK Cukaricki on a season-long loan for the 2020/21 campaign.

昨季はハンガリーのMOLフェヘールヴァールにローンされたが、リーグ戦8試合の出場に留まり前半戦でローン打ち切り。そのまま後半戦は行方不明となっていた。昨夏に引き続き、今夏もセルビアへの完全移籍の話がなされていたが、結局まとまらずに今季もローン移籍でセルビアに帰ることに。セルビアの次期10番として期待されたまま、もう23歳と言うべきかまだ23歳と言うべきか。母国でキャリアを取り戻したい。目次に戻る



#2 Charlie Brown  チャーリー・ブラウン
FW 20歳 イングランド
ローン先:サン=ジロワーズ(ベルギー2部)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
昨季後半戦から引き続きベルギー2部で今季もプレー。昨季は移籍後すぐにコロナ禍によるリーグ打ち切りの影響もあり、3試合の出場に留まった。ユースでは途中出場でのゴールが印象的な勝負強いストライカーとして活躍。今季が実質シニアの世界1年目、ポジションを掴みステップアップの1年にしたい。
※10/19追記 10/6に双方合意の上でローン打ち切りとなったことが発表された。
※1月13日にNKドンズへ完全移籍となったことが発表された。目次に戻る



#1 Lucas Piazon ルーカス・ピアゾン
MF 26歳 元ブラジルU22代表
ローン先:リオ・アヴェ(ポルトガル1部)
ローンの目的:トップチームの構想外
2019年にリオ・アヴェにローン移籍、今季は2年ローンの2年目。昨季はリーグ戦19試合に出場し2ゴール2アシスト、色んなポジションで使われたようで便利屋としてそれなりの戦力になっていたよう。公式サイトの発表が曖昧なせいでいつまでチェルシーとの契約が残っているかも不明であり、さらに2年ローンのはずなのに公式サイト上では1年で帰ってきた扱いになっていたりと(9月7日時点)、色々かわいそうになってしまった。
※1月14日にリオ・アヴェへのローン終了と、ブラガへの完全移籍が発表された。目次に戻る


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