2019年2月5日火曜日

チェルシー18/19シーズン後半戦選手登録

冬の市場が閉じ、後半戦のプレミア、ELの登録メンバーが発表されました。



※追加登録選手は太字で表記しています。


プレミアリーグ


▼登録におけるルール
・各クラブは、移籍期間が終了するごとにプレミアリーグへの出場選手登録を行わなければならない。
・最大登録可能人数は25名。
・ホームグロウンでない選手は17名まで登録することができる。つまり、25名を満たすためにはホームグロウンの選手を最低8名登録する必要がある。
・ホームグロウン選手とは、年齢や国籍によらず、21歳の誕生日を迎えるまでに(もしくは、21歳を迎えるシーズン終了時までに)36か月または満3シーズン、FAもしくはウェールズFAに属するいずれかのクラブに在籍していた選手である。在籍期間については必ずしも連続している必要はない。
・U-21の選手は25名の登録枠に含めることなく、無制限に起用可能である。ただし、そのためには固有の背番号を与える必要がある。
・U-21の選手とは、該当シーズンの1月1日時点で21歳以下の選手である。
(プレミアリーグ公式Webサイトより)


▼登録メンバー
1 ケパ・アリサバラガ
2 アントニオ・リュディガー
3 マルコス・アロンソ 
5 ジョルジーニョ
6 ダニー・ドリンクウォーター*
7 エンゴロ・カンテ
8 ロス・バークリー*
9 ゴンサロ・イグアイン
10 エデン・アザール
11 ペドロ
12 ルベン・ロフタス=チーク*
13 ウィリー・カバジェロ
17 マテオ・コヴァチッチ
18 オリヴィエ・ジルー
21 ダヴィデ・ザッパコスタ
22 ウィリアン
24 ギャリー・ケイヒル*
27 アンドレアス・クリステンセン*
28 セサル・アスピリクエタ
30 ダビド・ルイス
31 ロバート・グリーン*
33 エメルソン
?? マルコ・ファン・ヒンケル

選手名*…ホームグロウン資格あり

▼Under-21の選手(規定により登録不要)
20 カラム・ハドソン=オドイ
44 イーサン・アンパドゥ
59 マルチン・ブルカ

登録選手合計23名(HG外選手17名、HG選手6名)
追加登録:#9 イグアイン、ファン・ヒンケル
登録抹消:#4 セスク、#15 モーゼス、#29 モラタ、#34 ピアゾン

ヨーロッパリーグ


▼登録におけるルール
・各クラブは、移籍期間が終了するごとにAリストとBリストの2つの登録リストを提出しなければならない。
・Aリストとは、最大25名の選手登録リストのことで、2人以上のGKを含める必要がある。
・Aリストの25名のうち、8名はホームグロウン(地元育成)の選手である必要がある。
・ホームグロウンの選手が足りない場合は、その人数分だけ登録枠が25名から減らされる。
・ELにおけるホームグロウンは、クラブ内育成と協会内育成(国内育成)の2つで構成される。それぞれ4名ずつ登録する必要があり、合計で8名のホームグロウン選手が必要となる。
・クラブ内育成選手とは、15歳から21歳までの間に3年以上そのクラブに在籍した選手のことである。
・協会内育成選手とは、そのクラブが属するサッカー協会が管轄するクラブに3年以上在籍した選手のことである(チェルシーであれば、イングランドかウェールズのクラブに3年以上いた選手がこれに当てはまる)。
・Bリストとは、①21歳以下であること、②連続して2年間以上そのクラブに在籍したことがあること、の2つの条件を満たす若手選手のリストのことである。
・Bリストには人数制限はなく、シーズン中でも追加登録が可能である。
(UEFA 公式サイトより要約)


▼A List(正規の登録メンバー)
1 ケパ・アリサバラガ
2 アントニ・リュディガー
3 マルコス・アロンソ 
5 ジョルジーニョ
6 ダニー・ドリンクウォーター*
7 エンゴロ・カンテ
8 ロス・バークリー*
9 ゴンサロ・イグアイン
10 エデン・アザール
11 ペドロ
12 ルベン・ロフタス=チーク**
13 ウィリー・カバジェロ
17 マテオ・コヴァチッチ
18 オリヴィエ・ジルー
21 ダヴィデ・ザッパコスタ
22 ウィリアン
24 ギャリー・ケイヒル*
27 アンドレアス・クリステンセン**
28 セサル・アスピリクエタ
30 ダビド・ルイス
33 エメルソン
44 イーサン・アンパドゥ*

選手名*…国内育成
選手名**…クラブ内育成

▼B List (条件を満たした若手選手、人数無制限)
20 カラム・ハドソン=オドイ
51 コナー・ギャラガー
52 ジェイミー・カミング
55 ジョージ・マクイクラン
59 マルチン・ブルカ

A登録選手合計22名 (HG外選手16名、クラブ内育成2名、協会内育成4名)
※Aリスト登録可能人数 23名(クラブ内育成枠が2名欠員のため)
追加登録:#6 ドリンクウォーター、#9 イグアイン
登録抹消:#4 セスク、#15 モーゼス、#29 モラタ


  • イグアイン、PL&ELに追加登録
PLはともかく、ELについて「ミランでもEL出てたのに追加登録できるの?」と疑問に思う方もいるだろう。これについては、UEFAが18/19シーズンよりカップタイドの廃止を決めているため、今季からイグアインのような選手でも追加登録できるようになったということである。
実際、このルール改正がなかったら、サッリの強い要望であっても、マリナが30歳超えのイグアイン獲得には動いてなかった可能性も…。

  • vヒンケル、PLスカッド追加登録

ヒンケルが後半戦からPLスカッドに追加登録された。といっても、理由は至極単純で、枠が余っていたから。
ヒンケルが今季残留したのは、夏に膝の再手術に踏み切り、リハビリ含めて復帰は最短で3月と見込まれていたからだ。シーズン開始当初は、公式サイト上でもヒンケルの名前は
トップチームではなく、Devチーム(U23チーム)の選手扱いにされていた(今はトップに記載)。
もちろん登録はされたことから、復帰後は起用可能とはなるが、前半戦のピアゾンやドリンクウォーターの扱いを見れば分かるように、実際に青いユニを着てピッチに立つ可能性は限りなく低いだろう。そもそも、大怪我明けの状態の選手である。
なお、ELの方には追加登録されなかった。こっちも枠は余っていたけれど。

  • ドリンクウォーター、ELスカッド追加登録

前半戦はELに登録外だったドリンクウォーターだが、セスクとモーゼスの退団で国内育成枠が空き、後半戦から追加登録された。
とはいえ、サッリはフロントに獲得してもらえなかったセスクの穴埋めをコヴァチッチとアンパドゥで考えているとすでに明言しており、やはり今後もドリンキーの起用は期待薄。よほど怪我人が出ない限りは厳しいだろう。もしかしたら、2月はビッグマッチの連戦が続くので、ラウンド32のマルメ戦で主力を休ませるために使われるかもしれないが。
冬の移籍市場でも、週給10万ポンド超えの高給をどこも払う気がないという悲しい理由で声がかからなかったドリンクウォーター。報われてほしい気持ちもあるがやはり難しいか。

  • グリーン、枠は空いてるのに後半戦もEL登録外

本来ELのAリストは25人まで登録できるが、チェルシーはクラブ内育成枠が2名分不足しているため、登録枠が23名まで減らされている。前半戦では23枠をフルで使っていたが、後半戦でA登録されたのは22名であった。
というのも、後半戦でEL登録リストから抹消されたのはセスク、モーゼス、モラタの3人であるのに対して、追加登録されたのはイグアインとドリンクウォーターの2人だからだ。つまり、もう1人追加登録できる状況ではある。
それにも関わらず、グリーンは追加登録されなかった。ケパ、カバジェロに次ぐGKとして既にブルカとカミングの2人をB登録しているとはいえ、空いてるなら追加してやっても…とは思う。起用されることはほぼ確実にないだろうが。ただ、グリーンを追加登録したらまたブルカが拗ねちゃうのが目に見えている。




・Updated squad lists for 2018/19 Premier League
https://www.premierleague.com/news/1034294
・What is a Premier League squad list?
https://www.premierleague.com/news/102383
・UEFA Europa League - Chelsea - Squad
https://www.uefa.com/uefaeuropaleague/season=2019/clubs/club=52914/squad/
・2018/19 UEFA Europa League regulations(Article 42が選手登録の部分です)
https://www.uefa.com/MultimediaFiles/Download/Regulations/uefaorg/Regulations/02/55/82/82/2558282_DOWNLOAD.pdf

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