2020年2月16日日曜日

19/20チェルシーレンタル選手名鑑

目次や更新履歴の各選手名をクリックするとその選手の項目へに飛ぶようになってます。

現在のローン人数:28名
※通し番号は今季にローンが決まった順番を示しており、人数を反映したものではありません。

最終更新日:2月15日

更新履歴
2月15日 パンティッチのローン打ち切り、マドックスのローン先変更を追記
2月15日 マクイクランチャーリーブラウンを追加
1月24日 モーゼスのローン先変更を追記
1月23日 ブラックマンのローン先変更、ベイカーのローン打ち切りを追記
1月17日 ギャラガーのローン先変更を追記
1月11日 グラントのローン延長を追記
1月10日 グェヒを追加
1月10日 ドリンクウォーターのローン先変更を追記
1月10日 マコーミックのローン打ち切りを追記

[目次]
#31 チャーリー・ブラウン
#30 ジョージ・マクイクラン
#29 マーク・グェヒ
#28 ジャマル・ブラックマン
#27 ルーカス・ピアゾン
#26 ケネディ
#25 ババ・ラーマン
#24 ダニーロ・パンティッチ
#23 ティエムエ・バカヨコ
#22 ファン・カスティージョ
#21 ダヴィデ・ザッパコスタ
#20 イザイア・ブラウン
#19 ダニー・ドリンクウォーター
#18 トレヴォ・チャロバ
#17 ジェイコブ・マドックス
#16 ジョシュ・グラント
#15 アイク・アグボ
#14 コナー・ギャラガー
#13 デュジョン・スターリング
#12 ルイス・ベイカー
#11 マット・ミアズガ
#10 ジェイク・クラーク=ソルター
#9 イーサン・アンパドゥ
#8 ルーク・マコーミック
#7 ネイサン
#6 チャーリー・ムソンダ
#5 マリオ・パシャリッチ
#4 リチャード・ナーティ
#3 ネイサン・バクスター
#2 アルバロ・モラタ
#1 ヴィクター・モーゼス

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#31 Charlie Brown  チャーリー・ブラウン
FW 20歳 イングランド
ローン先:サン=ジロワーズ(ベルギー2部)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
今季前半はDevチーム(U23)でプレー。地味ながら勝負強いストライカーで、昨季のUEFAユースリーグでの9試合12ゴールは特筆もの。途中出場でのゴールも少なくない。世代別代表のキャリアがないなど、知名度は完全に"名前負け"してしまっているが、初めてのシニアフットボールで意外な活躍が見たい。目次に戻る



#30 George McEachran  ジョージ・マクイクラン
MF 19歳 イングランドU19代表
ローン先:SCカンブール(オランダ2部)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
ご存知ジョシュ・マクイクランの弟。とはいえ、兄と同じMFといえど得意なのは兄より前目のクラシカルなプレーメーカー。昨季から今季にかけてU23チームを主戦場にプレーしていたが、期待値の割にユースでのキャリアは停滞しており、序列も年下のアンジョリンに抜かれてしまった。環境を変え、大人に混じってプレーすることがキャリアの起爆剤になるといいのだが。目次に戻る



#29 Marc Guehi  マーク・グェヒ
DF 19歳 イングランドU21代表
ローン先:スウォンジー(チャンピオンシップ)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
今季トップチームデビューも果たした期待の次世代CBが冬から2部でシニアの世界に挑戦することに。ユースチームではキャプテンも務め、世代別英代表でも常に主軸を担ってきた選手。対人守備が強く球出しにも優れ、右利きながら左足も悪くなくLCBもそつなくこなせる器用さも併せ持つ。スワンズの監督は、2017年にU17W杯で優勝した英代表チームの監督でもあった顔見知り。背番号2は期待の現れ、昇格に貢献してほしい。海外サッカー選手適正カタカナ表記委員会の審議対象の1人でもある。目次に戻る



#28 Jamal Blackman  ジャマル・ブラックマン
GK 25歳 元イングランドU21代表
ローン先:フィテッセ(エールディビジ)
    →ブリストル・ローヴァーズ(英3部)
ローンの目的:プレー時間の確保
昨季はリーズへレンタルされるも、11月にコンディション調整のために出場したU23の試合で相手選手と衝突、その衝撃で脛骨を骨折する大怪我を負ってしまい、そのままローン終了、手術とリハビリという苦しい1年となった。まだ発表時点ではリハビリプログラムは完了していないが、状態が整い次第フィテッセに合流するとのこと。かなり深刻な怪我だったようで、まずはピッチに元気に戻ることを願いたい。
※1/23追記 長いリハビリを終えピッチサイドに復帰したがフィテッセでは特に何もすることもなく、この冬より国内復帰することが決定。ブリストルRは正GKが故障したらしくその穴埋めとしての獲得のよう。試合に出れるだろうか。目次に戻る



#27 Lucas Piazon ルーカス・ピアゾン
MF 25歳 元ブラジルU22代表
ローン先:リオ・アヴェ(ポルトガル1部)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季は後半戦からキエーボヘローン(前半戦はジョルジーニョの付き人)、イタリアでは4試合に途中出場しただけで帰ってきた。今季からは2年ローンでポルトガルへ行くことに。これまで発表されていた契約期間は2019年までで今季でフリー放出だろうと巷で囁かれていたが、なぜかサイレント契約延長していたようで、さらに今回1年の契約延長&2年ローンということでいつまでチェルシーに籍を置くのか誰もわからないバグ枠になってしまった。目次に戻る



#26 Kenedy  ケネディ
FW 23歳 元ブラジルU23代表
ローン先:ヘタフェ(ラ・リーガ)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季はローン延長で2年連続ニューカッスルに在籍。チェルシーは一昨季の活躍を継続し是非とも買い取っていただきたかったのだが、期待を裏切り控えに降格、そのまま返品された。プレシーズンでは怪我のウィリアン、オドイの代役を努めたがアピールどころか限界を示す形となり、そのまま構想外に。とりあえずヘタフェではSBをやらされないことを祈るしかない。余談だが、川崎戦でケネディのマーキングユニを着た子供がいたらしい。世の中捨てたもんじゃない。目次に戻る



#25 Baba Rahman  ババ・ラーマン
DF 25歳 ガーナ代表
ローン先:マジョルカ(ラ・リーガ)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季は1.5年ローンの2シーズン目をシャルケで迎えるも全く出場機会に恵まれず、冬にスタッドランスにローン先を変更した。フランスでは半年でリーグ戦11試合1G1A、なぜかPSG相手に1G1Aとよくわからない成績を残した。膝の大怪我以降キャリアを取り戻せぬまま、気づけばもう25歳。今季は久保くんさんとチームメイトなので近況が手に入りやすそう。目次に戻る



#24 Danilo Pantic  ダニーロ・パンティッチ
MF 22歳 元セルビアU21代表
ローン先:MOLフェヘールヴァール(ハンガリー)
ローンの目的:プレー時間の確保

Danilo Pantic heads to Hungary on loan | Official Site | Chelsea Football Club

Danilo Pantic will spend the rest of the season on loan in Hungary...

昨季はパルチザンでレギュラーとしてプレー。本人も買取OP行使での完全移籍を望んだが、クラブ間での交渉はまとまらず完全移籍は実現しなかった。ちなみにローン先のMOLフェヘールヴァールは、昨季チェルシーがELグループステージで戦ったMOLヴィディが名前を変えてそうなったとのこと。
※2/15追記 1月31日にMOLの公式サイトにてローン打ち切りが発表された。なお、チェルシーの公式サイトでは一切触れられていない模様。目次に戻る


#23 Tiemoue Bakayoko ティエムエ・バカヨコ
MF 25歳 元フランスA代表
ローン先:ASモナコ(リーグ1)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季はACミランでほぼ通年レギュラーとしてプレー。しかし、ガットゥーゾとの軋轢、というよりもミランというクラブ自体の不安定さと資金難などにより買取OPは行使されず戻ってきた。チェルシーとしてはCL/EL出場クラブに再ローンさせて市場価値を高めたかったが、モナコ以外に強い興味を示すクラブもなく、モナコ復帰が決定。目次に戻る


#22 Juan Castillo  ファン・カスティージョ
DF/MF 19歳 オランダU20代表
ローン先:アヤックス(エールディビジ)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
昨季はDevチームでプレー。SBと紹介されることが多いが、実際は突破力とスキルに裏打ちされた攻撃性能の一方で守備には難があるWBやWGで活きるタイプで、端的に言うと左サイドのヘスス・ナバス。サッリ政権下では自分にチャンスはないと契約延長せずフリーで出ていくつもりだったが、ランパードになった途端に一転、契約延長にサインした。しかし、結局アヤックスへ買取OP付きで出向することに。フリーで出ていかれるよりはマシか。目次に戻る



#21 Davide Zappacosta  ダヴィデ・ザッパコスタ
DF 27歳 イタリアA代表
ローン先:ASローマ(セリエA)
ローンの目的:構想外、将来の売却に向けた市場価値向上
移籍禁止処分下での積極若手起用の方針から、RSBの2番手にリース・ジェイムズを置く方針となり、本人もイタリアへ帰りたいとあってローマへ行くことに。チェルシー移籍後2年間はインパクトを残せず市場価値も下落してしまったため、チェルシーはこの1年ローンさせて市場価値を再興させた上で売却することを考えている。目次に戻る



#20 Isaiah Brown イザイア・ブラウン
FW 22歳 元イングランドU21代表
ローン先:ルートン・タウン(チャンピオンシップ)
ローンの目的:プレー時間の確保
昨季はリーズへレンタルされるも、ハムストリングの怪我に長期間悩まされ、離脱癖とその長さからビエルサの構想に割って入ることもできず、公式戦2試合の出場に留まった。あまりに怪我が多く(しかも程度が重いこともしばしば)、ここ2シーズンは継続的にプレーできていない状態。復活を果たせるか。目次に戻る



#19 Danny Drinkwater  ダニー・ドリンクウォーター
MF 29歳 元イングランドA代表
ローン先:バーンリー(プレミアリーグ)
    →アストンヴィラ(プレミアリーグ)
ローンの目的:構想外、将来の売却に向けた市場価値向上
昨季はサッリ就任直後に構想外であり移籍先を探すよう告げられたにも関わらず、高給であり、さらに本人も強い移籍の意思がなかったのか、コミュニティシールドに30分出場しただけのシーズンを過ごした。その結果、チェルシーはこの30分のためだけに年俸約600万ユーロ(6億円超!)を費やしたことに。今季も高給が原因で引き取り手探しが難航したが、バーンリーと給料を折半する形でローンが決定。クラブは1年間外でプレーさせて、来夏の売却のために少しでも彼の価値が上がってくれることを願っている。
※1/10追記 バーンリーでの半年はここに書くのも馬鹿らしい蛮行もありまともな出場機会は皆無、ローンを打ち切られた。しかし、その落伍者にもまだ手を差し伸べるクラブが存在した。絶対的主力のマッギンを長期離脱で失ったヴィラが、JTの推薦もありローンのオファーを出してくれた。ナカンバ、フリハン、ルイスと中盤の競争は手強いが試合に出れるだろうか。目次に戻る



#18 Trevoh Chalobah  トレヴォ・チャロバ
DF/MF 20歳 イングランドU20代表
ローン先:ハダースフィールド(チャンピオンシップ)
ローンの目的:ユース卒業後の段階を踏んだ成長
昨季はユース卒業後、チャピオンシップのイプスウィッチへローン。DMFとしてレギュラーに定着しリーグ戦43試合に出場した。将来的なトップチームでのチャンスを含め、契約延長交渉が停滞し完全移籍の可能性も取りだたされていたが、無事2022年まで契約を延長し今季は降格組のハダースフィールドへ行くことに。昨季と同じ英2部とはいえ、去年は降格争い、今年は昇格を争うクラブ。異なる重みがあるはずだ。目次に戻る



#17 Jacob Maddox ジェイコブ・マドックス
MF 20歳 イングランドU20代表
ローン先:トランメア・ローヴァーズ(英3部)
    →サウサンプトンU23(プレミアリーグ2)
ローンの目的:ユース卒業後の段階を踏んだ成長
      →プレー時間の確保
昨季はユースを卒業し、英4部のチェルテンハムへローン。シニア初挑戦ながら、主力としてリーグ戦38試合に出場した。今年はリーグレベルを1つ上げた英3部へ修行に向かうことに。昨季と同様にレギュラーを勝ち取りたい。
※1/10追記 出場機会が得られなかったため、双方合意のもとローン打ち切りが決定。
※2/15追記 今後のプレー時間を確保すべく、最終日にサウサンプトンU23チームへ加入することが決定。セインツU23の監督と個人的なコネがあり、それがこの移籍に繋がったよう。完全移籍での話し合いもあったようで、プレー次第ではそのまま買い取りもありえそう。目次に戻る



#16 Josh Grant ジョシュ・グラント
DF 20歳 元イングランドU20代表
ローン先:プリマス・アーガイル(英4部)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
昨季は前半戦をDevチーム(U23)でプレーし、後半戦は英4部のヨーヴィルでプレーした。今季も引き続き4部に、まずは半年ローンでプレーすることが決定。シニアの世界でポジション争いをを勝ち抜き、シーズン終了までローンを延長してもらえるような活躍ができれば。
※1/11追記 シーズン終了後までのローン延長が決定。プリマス側は買い取りたかったらしいがまとまらなかった模様。目次に戻る



#15 Ike Ugbo アイク・アグボ
FW 20歳 元イングランドU20代表
ローン先:ローダJC(オランダ2部)
ローンの目的:プレー時間の確保

Roda JC Kerkrade huurt Iké Ugbo van Chelsea FC

Roda JC heeft met Chelsea FC overeenstemming bereikt over de verhuur van Iké Ugbo. De Engelse spits tekent in Kerkrade een contract voor één seizoen.

昨季は英3部のスカンソープへローンされるも、インパクトを残せず半年で打ち切られてしまった。ユースではエースFWとして活躍したが、卒業後の2年間ではローンされた3クラブ全てで活躍することができず、シニアの世界で通用できていない。あえて英国でなく異国オランダの下部リーグに挑戦する今季こそは、レギュラーとしてプレイできるだろうか。目次に戻る



#14 Conor Gallagher  コナー・ギャラガー
MF 19歳 イングランドU20代表
ローン先:チャールトン(チャンピオンシップ)
    →スウォンジー(チャンピオンシップ)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
昨季はDevチームとU18チームでプレーし、18/19シーズンの年間最優秀アカデミー選手に選ばれる活躍を見せた。ずば抜けたテクニックがあるわけではないが、必要十分のスキルに運動量を兼ね備えた、どんな監督でも重宝されるようなタイプの選手。ローン先は2部の昇格組、シニアの世界でも主力としてブレイクしてほしい。
※1/17追記 シニア初挑戦ながらいきなりチャールトンで主軸として大活躍を見せ、さらなる成長のため昇格争い中のスウォンジーへローン先を変更することが決定。チャールトンはシーズン出だしこそ快進撃を見せたが、10月以降成績不振に陥ってしまった。チャールトンでのプレーをスワンズで昇格争いの中でも見せられればランパードへの大きなアピールになるのは間違いない。目次に戻る



#13 Dujon Sterling  デュジョン・スターリング
DF/MF 19歳 イングランドU20代表
ローン先:ウィガン(チャンピオンシップ)
ローンの目的:ユース卒業後の段階を踏んだ成長
昨季は英3部のコヴェントリーで、シニア初挑戦ながらリーグ戦38試合に出場し経験を積んだ。今季は、トップチームに呼び戻されたリース・ジェイムズの後釜として、英2部のウィガンにローン先をステップアップ。ジェイムズがサイドから組み立てられる現代型のSBなのに対して、スターリングはフィジカルとスピードを武器に上下動を繰り返すクラシカルなSB。アスピリクエタの後釜として、ジェイムズだけでなくスターリングという選択肢がしっかりとあることをランパードに示す1年にしたい。目次に戻る



#12 Lewis Baker  ルイス・ベイカー
MF 24歳 元イングランドU21代表
ローン先:デュッセルドルフ(ブンデスリーガ)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季はリーズへ行くもビエルサに使ってもらえず、後半戦からレディングにローン先を変更してプレーした。今季はブンデス行きで、16/17のフィテッセ以来久しぶりのトップリーグでプレーすることに。昨季同様英2部からのオファーもあったが、マリナ含めたクラブ首脳陣がベイカーをトップリーグへ送るべく動いて実現したとのこと。買取OPも付いているよう。しかし、もう今シーズンで25歳になるのか…。
※1/23追記 チームの主力になりきれず、半年でローン打ち切りが決定。ピッチ内で結果を残せなかっただけでなく、ベンチ外になった試合でチームメイトと観戦することなく勝手に単独行動をしていたなど起立面でも信頼を損なっていたよう。うーん…。目次に戻る



#11 Matt Miazga マット・ミアズガ
DF 24歳 アメリカA代表
ローン先:レディング(チャンピオンシップ)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季はナントでシーズン序盤はレギュラーだったが、ハリルホジッチ就任後から干されてしまい、後半戦は英国に戻ってレディングでプレーした。シーズン後にはアメリカ代表としてプリシッチとともにゴールドカップにも出場。昨季に続くレディングへの再ローンは活躍が認められた証。実は、プリシッチ同様にミアズガも休暇を切り上げて練習に合流したのだが、トップに呼ばれずそのままローンチームのトレーニング行きを命じられてしまった。切ない。目次に戻る



#10 Jake Clarke-Salter  ジェイク・クラーク=ソルター
DF 21歳 イングランドU21代表
ローン先:バーミンガム(チャンピオンシップ)
ローンの目的:ユース卒業後の段階を踏んだ成長
昨季はフィテッセの守備の要としてレギュラーでプレー、シーズン終了後はU21EUROにも出場し、イングランドのキャプテンにも選ばれた。今季は英国内で経験を積んでほしいというクラブの意向により、チャンピオンシップでプレーすることに。トモリに一歩先を行かれた感はあるが、JCSへのクラブ内評価は未だに高いままだ。また、ローンと同時にチェルシーとの契約を2022年まで延長。目次に戻る



#9 Ethan Ampadu イーサン・アンパドゥ
DF/MF 18歳 ウェールズA代表
ローン先:RBライプツィヒ(ブンデスリーガ)
ローンの目的:プレー時間の確保
ランパード新監督の「今季は多くの試合に出てほしい」という意向を受け、ドイツ行きが決定。出場機会確保目的のローン先としては申し分のないクラブで、そこで継続して好パフォーマンスを見せることができれば来季のトップチーム入りは大きく近づく。懸念材料としては、フィジカルコンタクトを厭わないプレースタイルのせいか、チェルシー加入後2年連続で月単位の長期離脱を地味にしていること。目次に戻る



#8 Luke McCormick ルーク・マコーミック
MF 20歳 イングランド/スコットランド
ローン先:シュルズベリータウン(英3部)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
昨季は主にDevチーム(U23チーム)でプレー。中盤の選手と紹介されているが、個人的に見た試合はサイドアタッカーをやっていたほうが多かった気もする。器用な選手で、公式サイトによればストライカーやRSBもやった時期があるそう。何よりの魅力は得点力。昨季は怪我で離脱していた時期もあったにも関わらず、16試合出場で8ゴール。20歳でシニアの世界に初挑戦、どこまでやれるか楽しみ。
※1/10追記 出場機会が得られなかったため、双方合意のもとローン打ち切りが決定。目次に戻る



#7 Nathan ネイサン
MF 23歳 元ブラジルU20代表
ローン先:アトレティコ・ミネイロ(ブラジル)
ローンの目的:労働許可未取得

Nathan extends loan in Brazil | Official Site | Chelsea Football Club

Chelsea midfielder Nathan has extended his loan at Atletico Mineiro until 1 January.

昨季からアトレティコへローン中。海を超えてブラジルで1年過ごし、近況もほぼほぼ入らず存在感は限りなく希薄になってしまったが、ブラジルのシーズンが終わる2019年末までローンを延長することに。一応戦力にはなれているらしい。目次に戻る


#6 Charly Musonda Jr.  チャーリー・ムソンダ
MF 22歳 元ベルギーU21代表
ローン先:フィテッセ(エールディビジ)
ローンの目的:プレー時間の確保
昨季はフィテッセ加入後、すぐの練習試合で膝を大怪我し、そのままシーズンを終えてしまう悔しい悲しい1年を過ごしてしまった。目立つのはSNSでチームメイトをアンフォローしただの精神的な幼さばかり、今年こそはプレーでウーデゴーアに変わりフィテッセの攻撃を牽引して欲しい。目次に戻る


#5 Mario Pasalic マリオ・パシャリッチ
MF 24歳 クロアチアA代表
ローン先:アタランタ(セリエA)
ローンの目的:本人・アタランタの希望
昨季はアタランタのCL出場権獲得に貢献。本人はアタランタ残留を望むも、1500万ユーロの買取OPを行使できるだけの資金をアタランタが用意できず、ローン延長でお茶を濁すことが決定。ローン延長に伴い、チェルシーとの契約を2022年まで延長した。ちなみに、長いこと付き合ってた彼女と6月に結婚式を挙げた。目次に戻る



#4 Richard Nartey  リチャード・ナーティ
DF 20歳 イングランド/ガーナ
ローン先:バートン・アルビオン(英3部)
ローンの目的:シニアフットボール挑戦
昨季はDevチームでU23プレミアとEFLトロフィーに主に出場した生え抜きCB。また、ローンに伴い契約を2020年まで1年間延長した。目次に戻る



#3 Nathan Baxter  ネイサン・バクスター
GK 20歳 イングランド
ローン先:ロス・カウンティ(スコットランド1部)
ローンの目的:ユース卒業後の段階を踏んだ成長
昨季は英4部のヨーヴィルでレギュラーとしてプレーし、年間最優秀選手、年間最優秀若手選手などチーム内個人賞を独占するなど大活躍。英6部→5部→4部とステップアップしてきたが、今季はついに欧州のトップリーグへ挑戦することに。ひっそりと、だが確実にトップ選手への階段を登っている選手だ。目次に戻る



#2 Alvaro Morata アルバロ・モラタ
FW 26歳 スペイン代表
ローン先:アトレティコ・マドリー(ラリーガ)
ローンの目的:トップチームの構想外
思ったことを何でも口に出してしまう空気が読めないスペイン人。かわいそうになるくらいヘイターが増えてしまったが、本人はアトレティコで幸せらしく残留希望。5500万ユーロの買い取りオプション付き。
※7月6日追記 アトレティコは「チェルシーと完全移籍について合意し、ローン契約が満了した2020年7月1日にアトレティコへ完全移籍する」と発表。19/20シーズンは買取義務付きローンとしてアトレティコに残ることに。

Club Atlético de Madrid - Acuerdo con el Chelsea para el traspaso de Álvaro Morata

El ariete madrileño jugará esta temporada en calidad de cedido y el traspaso definitivo se hará efectivo al inicio de la 2020-21.

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#1 Victor Moses ヴィクター・モーゼス
FW 28歳 元ナイジェリアA代表
ローン先:フェネルバフチェ(トルコ)
     →インテル(セリエA)
ローンの目的:トップチームの構想外
昨季はサッリの構想外となり、後半戦はトルコで元気を取り戻した。元々1.5年ローンだが、コンテが就任したインテルが獲得に興味を持っているという報道あり。また、Turkish Footballの報道によれば、チェルシーが売却先を見つけた場合に呼び戻せるオプションが契約に盛り込まれているとのこと。
※1/24追記 トルコでは怪我がちで幸せになれずにいたモーゼスに、恩人コンテが半年越しで救いの手を差し伸べた。報道によれば1000万ユーロ前後での買取オプション付きのよう。価値が落ちきる前に売り先が見つかったチェルシー、使い勝手をわかっているインテル、かつての恩師と再会したモーゼス、平和な世界がここにある。半年待たされたのは癪だが。目次に戻る


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