2016年3月9日水曜日

クロアチア代表メンバー発表(vsイスラエル、ハンガリー)

3月に行われる親善試合イスラエル戦(現地時間23日、オシエク)、ハンガリー戦(現地時間26日、ブダペスト)に向けた代表メンバーが発表されました。

GK
ダニエル・スバシッチ(ASモナコ)
ロヴレ・カリニッチ(ハイドゥク・スプリト)
イヴァン・ヴァルギッチ(リエカ)

DF
ヴェドラン・チョルルカ(ロコモティフ・モスクワ)
デヤン・ロヴレン(リヴァプール) 復帰
ドマゴイ・ヴィダ(ディナモ・キエフ)
ゴルドン・シルデンフェルド(ディナモ・ザグレブ) 復帰
ダリヨ・スルナ(シャフタール・ドネツク)
シメ・ヴルサリコ(サッスオーロ)

MF
ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)
イヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)
マテオ・コヴァチッチ(レアル・マドリー)
ミラン・バデリ(フィオレンティーナ)
マルセロ・ブロゾヴィッチ(インテル)
イヴァン・ペリシッチ(インテル)
アレン・ハリロヴィッチ(スポルティング・ヒホン)
ドマゴイ・アントリッチ(ディナモ・ザグレブ)

FW
マリオ・マンジュキッチ(ユヴェントス)
ニコラ・カリニッチ(フィオレンティーナ)
マルコ・ピアツァ(ディナモ・ザグレブ) 復帰




前回と比較して、怪我から復帰したロヴレンとシルデンフェルド、前回はU21を優先したピアツァが招集メンバーに復帰。一方で、前回から落選したのは前十字靭帯損傷のピヴァリッチ(ディナモザグレブ)の他に中国へ移籍したミロヴィッチ、レシュコヴィッチ(リエカ)、プラニッチ(パナシナイコス)、モチニッチ(リエカ)、クラマリッチ(ホッフェンハイム)。それ以外の落選組としてはイェドヴァイ(レヴァークーゼン)、パシャリッチ(ASモナコ)、チョップ(マラガ)など。

また、代表引退を表明したオリッチもメンバーから外れましたが、彼のこれまでの貢献に敬意を表してイスラエル戦にキャプテンとして招待されることが発表されています。

チャチッチ監督はEURO本戦に向けできる限りの情報を集めたいとし、選手たち全員に最大限のチャンスを与えられるよう20人というごく少ないメンバーに絞ったと説明しています。つまり、この20人はEURO本戦選出に向け少なくとも当落線よりは上に位置している、ということです。裏を返せば、今回外れたクラマリッチやプラニッチなどは厳しい立場にあると言えるでしょう。

個人的には以前からウィークポイントと懸念されていたレフトバックが直前にして本職ゼロというこの状況に不安を抱いてます。攻撃面を買われコヴァチに重用されたプラニッチは守備的なチャチッチとなり厳しい状況。CLアーセナル戦で好プレーを見せたピヴァリッチはACL断裂、ストリニッチはナポリで控えだしオーストリアから帰化させたレオヴァッツ(PAOK)も落第、と。結局ヴィダかヴルサリコがやるんでしょうが、進歩が感じられず残念です。