2014年5月29日木曜日

クロアチア代表最近の動向プチまとめ

現在W杯に向け合宿をしているクロアチア代表ですが、なんやかんや起きてるのでサクッとまとめてみます^^

  • U21チャンピオンシップに大量派遣
5/28にクロアチアu21対ウクライナu21の試合がありました。引き分け以上で予選通過という状況で、そこに合宿参加メンバーからゼレニカ、ヴルサリコ、ブブニッチ、ブロゾヴィッチ、パシャリッチ、レビッチを派遣しました。

その結果、スタメンが光り輝くメンバーに!
GK:ゼレニカ(ディナモ・ザグレブ)
DF:イェドヴァイ(ローマ)、シムノヴィッチ(ディナモ・ザグレブ)、ブブニッチ(ウディネーゼ)、ヴルサリコ(ジェノア)
MF:ブロゾヴィッチ(ディナモ・ザグレブ)、パシャリッチ(チェルシー)、コヴァチッチ(インテル)、レビッチ(フィオレンティーナ)、ピアツァ(ディナモ・ザグレブ)
FW:ペリツァ(チェルシー)

僕はこのメンバーを見てウッキウキでした。笑 なお、試合はヴルサリコのアシストからレビッチが決めるも、追いつかれ1-1のドロー。しかし、派遣組の活躍もあって引き分け以上という目標は果たせたようです。


  • 怪我人多すぎ問題
まず、30人の候補発表時点で選出濃厚と言われていたMFマテ・マレシュ(リエカ)が足首の怪我で選外に。さらに、30人発表後にMFイリチェヴィッチ(HSV)、DFストリニッチ(ドニプロ)が離脱。極めつけに、プレミアリーグ昇格プレーオフ決勝のために合宿合流が先延ばしになっていたMFニコ・クラニチャールがその決勝で負傷、全治4~6週間の肉離れとなり合宿不参加となりました。

既に現時点で残るメンバーは27人、ここから本メンバー23人が選ばれることになります。コヴァチ監督は更なる離脱者を恐れ、練習でも過度な接触プレーを避けるよう指示しているようです。特に痛いのはストリニッチとクラニチャールの怪我。

ストリニッチは代表唯一の本職左SBで、彼の離脱によってプラニッチ(ウィングが本職)とチョルルカ(CBのレギュラー)、ヴルサリコ(右SBが専門)でまかなうことを強いられています。チョルルカはCBから外せませんし、プラニッチは一応コヴァチ監督の1stチョイスとはいえ守備に大きな不安。ヴルサリコに至っては左をやっているのをここ1年以上見ていません。チョルルカは「僕は代表で右も左もやってきたしどこでも言われればやる。」なんて言っていますが、不安は拭いきれません。

クラニチャールは代表でも経験豊かな戦力で、レギュラーではないもののその能力は保障されていますし、重要な戦力でした。年齢を考えると、もしかしたらもうニコをW杯で見ることはできないのかもしれません…。以下、コヴァチ監督のコメントです。
「極めて残念だし、チームメイトもそう思ってる。彼にとってどれだけ難しいものか分かっている、だってW杯は人生において大きなイベントのひとつだからね。ニコは予選で貢献してくれたし、国際経験が最も豊かな選手一人だ。いち早く快復することを願ってる。そして、この状況に対する最良の改善策を我々は見つけ出さないとだね。」

今回のメンバーはサプライズで多くの若手が選ばれています。逆に彼らにとっては大きなチャンス、頑張ってほしいです。


  • 規律を重視するニコ・コヴァチ監督
コヴァチ監督は合宿中、選手に喫煙と飲酒を禁止しているらしいです。厳しい!例えばサミールなんかは飲酒運転で何度も捕まってますし、ヴィダは遠征に向かうバスでビールを飲んで罰金科されたことがあったり(のちに世界1高いビールと巷で話題に)、お酒好きなメンバー多いので大変だなあと思います。

また、合宿に集中させる目的だと思うのですが、合宿からマンジュキッチの代理人を追放したらしいです。バイエルンで冷たい待遇を受け移籍ゴシップが本格化していますが、W杯が終わるまでは代表に集中してほしいですね。

選手のインタビューなんかを見てても、規律というワードをわりかしよく見ます。コヴァチ監督は現役時代にもクラニチャールの振る舞いに怒ったりしたこともあったそうですし、厳格なんでしょうね。


  • モドリッチが合宿合流
チャンピオンズリーグ決勝のために合流が先延ばしになっていたモドリッチが合宿に合流しました。そのモドリッチはレアルマドリーで見事に優勝、同点弾のアシスト(CK)を記録しました。おめでとう!

ただ…「CL優勝したら髪を切るんだ」と願掛けしてたらしく、長髪をバッサリ。世界中のモドリディスタを驚愕させました。ちゃんとセットしたら案外いけましたけどね。


  • 大洪水の被災地を訪問
クロアチア、セルビア、ボスニアで非常に大規模な洪水が起きています。それを受けて、マンジュキッチはトラック2台分の救援物資とともに被災地を訪問。代表でもコヴァチ監督やオリッチ、チョルルカらが被災地を訪れ避難している方々を励ますなどしました。クロアチアだけではなく、ボスニア代表も同様のことをしており、ピアニッチは自費で薬を購入したりしたそうです。

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