2014年9月4日木曜日

登録枠から考えるチェルシーの夏の補強 Part4(総括編)

昨日の夜中にプレミアリーグ及びCL登録メンバーがチェルシー公式HPで発表されました。ついでに、レミーの背番号が18番に決まりました。
(http://www.chelseafc.com/news/latest-news/2014/09/remy-takes-18-as-squad-lists-announced.html)


登録の決まりごとだとかはPart1から読んでいただけたらだいたいわかると思うので、ぜひそちらをご参照ください。
登録枠から考えるチェルシーの夏の補強 Part1
登録枠から考えるチェルシーの夏の補強 Part2
登録枠から考えるチェルシーの夏の補強 Part3
あと、夏の市場のまとめはここからどうぞ。
登録枠から考えるチェルシーの夏の補強 Part3.5(市場まとめ編)


ということで、早速登録メンバーを見てみましょう!

[プレミアリーグ]
*登録メンバー
1 ペトル・チェフ 
2 ブラニスラヴ・イヴァノヴィッチ
3 フィリペ・ルイス
4 セスク・ファブレガス HG
7 ラミレス
8 オスカル
10 エデン・アザール
11 ディディエ・ドログバ
12 ジョン・ミケル・オビ
13 ティボ―・クルトワ
14 アンドレ・シュールレ
17 モハメド・サラー
18 ロイク・レミー
19 ディエゴ・コスタ
21 ネマニャ・マティッチ
22 ウィリアン
23 マーク・シュウォーツァー
24 ギャリー・ケイヒル HG
26 ジョン・テリー HG
28 セサル・アスピリクエタ

*Under-21の選手 ※登録せずに試合に起用可能
5 クルト・ズマ
6 ネイザン・アケ
31 アンドレス・クリステンセン
32 ジェレミー・ボガ
33 ミッチェル・ビーニー
34 ルイス・ベイカー

合計20+6名 (HG外選手17名、HG選手3名、欠員枠5)


[チャンピオンズリーグ]
*登録メンバー
1 ペトル・チェフ 
2 ブラニスラヴ・イヴァノヴィッチ
3 フィリペ・ルイス
4 セスク・ファブレガス HG
5 クルト・ズマ
7 ラミレス
8 オスカル
10 エデン・アザール
11 ディディエ・ドログバ
12 ジョン・ミケル・オビ
13 ティボ―・クルトワ
14 アンドレ・シュールレ
17 モハメド・サラー
18 ロイク・レミー
19 ディエゴ・コスタ
21 ネマニャ・マティッチ
22 ウィリアン
24 ギャリー・ケイヒル HG
26 ジョン・テリー 自クラブ育成
28 セサル・アスピリクエタ

*B List(一定の条件を満たした若手選手、登録せずに試合で起用可能。人数は無制限)
6 ネイザン・アケ
31 アンドレス・クリステンセン
32 ジェレミー・ボガ
33 ミッチェル・ビーニー
34 ルイス・ベイカー

合計20+5名 (HG外選手17名、HG選手3名うち自クラブ育成選手1名、欠員枠5)


プレミアとCLを比較してまず目に付くのは、シュウォーツァーがCL登録メンバーから外れることに。理由は、ズマはPLでは登録不要だけどCLでは登録しなくちゃいけないから。CBを削るわけにはいかないのでシュウォーツァーを外してズマを登録、ってことですね。CLの第3GKはビーニーが務めることに。

やっぱりまだまだHGの選手が少ないので、今年も登録枠25名をフルで使い切ることはできずに欠員枠をだすことに。まあ守らなくちゃいけないわけでもないんだけどね。イングランド人選手についてはPart3で書いたし、チェルシーと同じくシティもイングランド人が少ないって言われてるけど、その2チームが優勝候補筆頭でかつその2チームにケイヒルとハートというイングランドの柱がいるってことでだいたい分かるかなと。

欠員枠が出てる分は若手で補いましょう!とうことでPSMでも試されたメンバーが何人か。ズマはともかくアケとクリステンセンは完全にトップチーム帯同って話もあります。CLのBリストは人数無制限ですが、チェルシーでは条件(Part1を見ましょう)を満たす選手は5人でした。ちなみにアーセナルは13人、流石ですね。
(調べたらアトレティコは20人以上いました、驚愕)


ここから移籍関連のお話を。

モウもずっと言っていたけど、HG外選手はPLもCLも17名までしか登録できない関係で、ヒンケルくんがミランに行くことに。仕方ないとしか言いようがない。ヒンケル自身も、本当は残る気だったけど自分が登録を外れると知ってから移籍を決意したって話もあります。

HG枠の調整で放出の噂が挙がってたのはチェフ、ミケル、ヒンケル、サラーだったけど、チェフはモウも残留を要請。その上でミケル、ヒンケル、サラーでヒンケルに需要が出たからヒンケルがローンってことになったんじゃないかなって思います。ポジションの層的にもサラーよりはヒンケルorミケルだし、ミケルの方が守備を考えた時残したいタイプだよね。

トーレスに関しては登録枠って話じゃなくて、単純にミランが欲しがったからどうぞってお話。移籍のやりかたでちょっと揉めたけど無事に放出できて即座にレミーをゲット。FWはトーレス・バ・エトー→コスタ・レミー・ドログバに総入れ替えになったけど、これぐらいしたほうがよかったと思うし、充実の3枚なんじゃないかな。

補強は足りないところを補って余りあるというかむしろストロングポイントになったんじゃないかってレベルの選手を軒並み連れてこれたのは本当によかった。コスタとレミーの実力十二分の2人に、リーガ優勝を支えたフィリペとクルトワ、プレミア最高のオーガナイザーのセスク、本当に楽しみなシーズンになったなあ。早い段階で済ませられたので、終盤は若手の貸し出しと登録枠の整備をするだけだったのも良かった。

唯一ちょっと薄いと感じるのはCB。トップレベルの選手はJT、ケイヒル、イヴァノの3人でJTはやっぱり年齢面で懸念が若干(そう言ってたら昨季は圧巻のパフォーマンスで土下座するしかなかったけど)。ズマ、アケ、クリステンセンが控えになるわけだけど、やっぱりトップレベルの試合で彼らを使うのは不安が残る。そう考えると昨季のシティ戦のカラスはほんとに凄かったよね。

やぱりモウもそれは感じてたんだと思う。ということで最終日に失敗に終わったけど動きが。チェルシーはサラーをインテルに貸し出す方向で動いていたみたい、で、空いた枠にCBをレンタルで獲得する予定だったんだと思う。サラーのレンタルはインテル側が撤退したせいで破談になったけど、まあだからと言ってそれがよくないことじゃないし、100点から120点にできなかっただけ。CBに関しては、来期はチャロバ、オメルオ、カラスが戻ってくるのでレンタルで獲得するのが得策だったかなと。ということで、狙っていたのはきっとシティのセルビア人。プレミアのクラブほぼみんなが欲しがったみたいだったもんね。シティがプレミア内で出したくなかったみたいで結局残留しちゃったけど、彼。


今シーズンを戦う陣容もこれで固まりましたと!言い訳ができないスカッドだし、リーグ優勝しましょう。本気で期待してるから。

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余談というか、僕の個人的な戯言。シュナイデルランが最終日に来ないか心の隅で祈ってた。高いレベルで4231をやるにはマティッチの相方がいないと思ったから…。しかもシュナイデルランってフランス人だけどHGなんだよね。欲しかったなあ…。

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