2014年7月8日火曜日

ディナモ・ザグレブ、ポルトガル代表GKを含む3選手を新たに獲得

今季のディナモはかなり積極的に動いていて、獲得選手も即戦力が多いです。

まずは、MFフランコ・アンドレヤシェヴィッチ(23)をハイドゥク・スプリトから75万ユーロで獲得。
アンドレヤシェヴィッチは中盤セントラルの選手で、クロアチアA代表キャップも1試合ある国内の実力者です(当時、ハイドゥクが財政難で彼を売りたかったから価値を上げるために代表にねじこまれた)。ライバルチームから格安で獲得、という形になりました。今年こそCLでいい結果を!と目論むディナモにとっては大きな貢献が期待できます。既に、プレシーズンマッチでは4-3-3のインサイドハーフで出場しゴールを決めるなど、活躍が楽しみです。


次に、ポルトガル代表GKエドゥアルド(31)をジェノアからフリーで獲得。3年契約となります。
現役のポルトガル代表をフリーで獲得、非常に大きな補強となりました。ジェノアでは新星ぺリンの後塵を拝していましたが、南アフリカW杯では1st GK、ブラジルでも3rd GKとして代表していてブラジルW杯ガーナ戦ではパトリシオ、ベトがともに怪我したために出場を果たすなど実力に疑いはありません。昨季はGKの補強で失敗し困っただけに、このクラスのGKを確保できたことは非常に大きいです。

ラストは、MFゴンサロ・サントス(27)をポルトガル1部のエストリアから獲得。
ゴンサロ・サントスは主に中盤の守備的MFでDFもこなすポルトガル人の選手です。エストリアではクラブのEL出場権に貢献していて、こちらも期待です。


FWに続いて中盤の補強を進めるディナモですが、その裏にはブロゾヴィッチの売却が控えているのでしょう。しかし、ディナモ側はCL予備予選でブロゾヴィッチを含めた売却候補を起用してでも確実に突破を目指す構えで、売却は遅れそうです。

また、マシャドをはじめポルトガル人の獲得が非常にふえています。昨季もリマ、ピントを獲得するなど、着実にポルトガルとのパイプを太くしています。スーダニもポルトガルリーグからの獲得ですし。

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