2015年8月12日水曜日

8/8 Chelsea vs Swansea

いつもより早い開幕戦。勝ちなしで臨んだ開幕戦。

チェルシー 2-2 スウォンジー @スタンフォード・ブリッジ
得点者:Oscar(23')、Ayew(29')、O.G.(30')、Gomis(55' PK)

GK:Courtois(退場 52')
DF:Ivanovic,Cahill,Terry,Azpilicueta
MF:Cesc(Zouma 76'),Matic,Willian(Falcao 84'),Oscar(Begovic 54'),Hazard
FW:Costa

Sub:Mikel,Ramires,Moses,Remy

クルトワ退場前までの約50分は、PSMとは一味違う、ちょっぴりの期待を抱かせるものだった。まず、動きの質そのものが違った。試合に向けてきっちりコンディション調整すればこれくらいはやれるのだと、少し安心した。

プレシーズン通して上積みが感じられないと述べてきたが、この試合からはオスカルの存在感にそれを感じることができた。ボールを引き出す動きに、アグレッシブなプレー選択。昨季までのチームのアクセントとなり、ゴールも決めてみせた。

ベゴヴィッチも、いきなり困難な状況でのデビューとなったが素晴らしかった。チームに勝ち点1を齎したのはまさしく彼だった。

クルトワの退場シーンについては、"決定機"かどうか騒がれてるが、あれを決定機阻止と見做さなかったら今以上に問題視されていたのは間違いない。細かいところでの疑問はあったものの、オリバーは終始上手く裁いていたと思う。

クルトワ退場後はスクランブル。かなり難しい試合になってしまった。点を捥ぎ取って欲しかったが、仕上がってないチームに10人で結果出せは少し酷な気もする。

気になったのはセルビア2人組。イヴァノビッチはモンテーロにやられっぱなし。副キャプテンなんだから、プレーでチームを引っ張らないと。

マティッチは前半からサボっていた。寄せない、軽い、戻らない。チェルシー復帰当初のガツガツした姿勢、求められたタスクを確実に遂行する意識、どこにいってしまったのかな。ベンフィカで今のプレーをしていたのなら、再獲得してなかったと思う。競争相手がおらず刺激が足りないのだろうか。残念だ。

期待を抱いただけに、11人の状態で90分見てみたかった。ただ、この期待はあくまでプレーシーズンで期待値が低下したことによる相対的なもの。オスカルはこれをフルシーズン続けられるか。セスクはまた後半戦バテるのか。コスタはどれだけピッチにいてくれるのか。不安は尽きない。

次はこのタイミングでシティ戦、引き分けで御の字だろうか。

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メディカルスタッフの件について。
モウリーニョの言い分は理解できるが、何もメディアを使うことはなかっただろう、と。一方で、ピッチ上の最高権力者はモウリーニョであり、エヴァさんもその意に背いてしまったことは非である。互いが互いをプロとしてリスペクトして、上手くチームワークを保っていられたらよかったのだけど。
ただ、エヴァさんが美人な女医であるとか、人気があるとか、この問題に関係ないところをバックボーンとした意見が散見されたのが残念だった。一面的な視点は怖いと改めて。
もっと上手くやってほしかったけど、大事になってしまった以上、早く収めてクラブとして前を向いてほしい。

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