2015年5月3日日曜日

ディナモ・ザグレブ、リーグ10連覇を手中に

5/2に行われた32節のスプリト戦を1-5でディナモが勝利したため、ディナモの優勝がほぼ確定しました。

現時点でディナモは残り4試合の状況で勝ち点80、得失点差+56で首位、対して2位のリエカは5試合残して勝ち点65、得失点差+41となってします。


そのため、リエカがここから逆転優勝するためには、①リエカが残り5試合を全勝 ②ディナモが残り4試合を全敗 ③リエカが得失点差をひっくり返す、の3つが必要な状況です。


①について、4試合は格下相手ですがリエカは最終節にディナモとの直接対決を残しています。カントリーダ(リエカのホーム)で行った試合は2-2でしたが、ディナモのホームで勝てるかどうか。カップ戦ではディナモが勝ちました。

②について、ディナモはここまでリーグ戦32戦24勝8分けと無敗です。残り4試合はザグレブ(ザグレブダービー)、ハイドゥク・スプリト(エターナルダービー)、格下のイストラ、そして2位リエカと難敵揃いですが、全敗はまずないでしょう。ハイドゥクとリエカは引き分け、リエカ相手の場合は負けも考えられますが、チーム力で圧倒的に劣るザグレブとイストラに負けることはまず考えにくいです。

③についても、厳しいでしょう。①と②が揃ってさらに③もとなると、確率的にものすごく小さなものになります。

以上のことを考慮した結果、ディナモ・ザグレブがリーグ10連覇をほぼ手中にしたというわけです。というか、優勝するでしょうね、間違いなく。

ただ、スプリト戦もアウェイゲーム、次戦のザグレブ戦もアウェイの試合のため、優勝をホーム出祝う時がくるまではちょっと時間が空きます。ホームに帰ってくるのは5/17(予定)のハイドゥク・スプリト戦。よりにもよって、ハイドゥク相手のクロアチアナショナルダービーです。これは発煙筒やらサポーターがすごいことになりそうですね・・・。

10連覇ってどうなんだ…って気もしますが、ライバルのハイドゥクは内部のゴタゴタだったり普通に弱くなったりで2位ですらいれない状態。ここ数年で台頭してきたリエカも取りこぼしがあったり、前半戦で点を取りまくったクラマリッチが冬に抜けたりでディナモに食い下がれませんでした。リエカはその分ELで大健闘したんですけどね。結局、選手の個の力でも、資金力でも、政治力でも最も優れたディナモがトップでした。


ということで、Twitterのディナモのアカウントも優勝したとか言ってますし、選手たちも大喜びです。

@goncalosantos13が投稿した写真 -





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