気持ちばかりはいって全然内容入ってこなかったので後日見直して加筆するかも。
CHE 2-0 PSG @スタンフォード・ブリッジ
得点者:Schurrle(32'),Ba(87')
GK:Cech
DF:Ivanovic,Terry,Cahill,Azpilicueta
MF:Luiz,Lampard(→Ba66'),Willian,Oscar(→Torres81'),Hazard(→Schurrle18')
FW:Eto'o
Sub:Schwarzer,Kalas,A.Cole,Mikel
エトーは怪我も心配されるが半ば強行出場。組める範囲で万全のスタメンで逆転突破を狙うスタメンだった。
しかし、開始10分そこらでアザールが負傷交代を強いられてしまう。チェルシーでは代えの利かない存在であり今季は出ずっぱり(もちろんモウの方針もあるが)だったので、怪我は仕方のない事だった。ただでさえ劣勢で向かい風をさらに感じる中、交代選手はシュールレ。彼が、劣勢の中で輝く。
先制点は32分。イヴァノヴィッチのロングスローからルイスがフリック、それをダイレクトでシュールレがゴールに蹴り込む。完成された1点というか、練習してきたんだと思う。
追加点が欲しいチェルシーは66分にバ、81分にはトーレスと持てるFWを全員つぎ込む。パリもマルキーニョスを投入するなど決死のDFを見せる中、試合終了が見えてきた時、劇的な瞬間が訪れた。
エトーのシュートの跳ね返りをアスピリクエタがシュートするも相手にあたり、ゴールに向かって転々とする。そこに現れたのはデンバ・バ。相手に寄せられ倒れ込みながらも放ったシュートはシリグの上方を抜きゴールへ。浮かせたのではなく浮いただけなのかもしれない。ただ、今季の不遇ともいえる立場の中であそこで気持ちを見せてくれたシュート。この時間帯に第3FWのバが決めた決勝点。感動しないサポーターはいなかった。
その後はパリ側も決死の猛攻も、チェフの好セーブにバを最終ラインにいれたチェルシーが絶え凌いで試合終了。ナポリ戦を思い出すような、またしてもドラマを感じざるを得ない勝利にスタジアム中が、そして見るものすべてが酔いしれた。
個人的に、チェフが素晴らしかった。好セーブも多く、今季不安が見られたセットプレー時も終止落ち着いた対応だったと思う。1st legで味わった屈辱を晴らすかのような、守護神っぷりだった。
あと、ランプスはセットプレーのキッカーとして非常によかった。惜しいFKもあり、期待がすごく持てた。先制点につながったイヴァノヴィッチのロングスローに、チェルシー移籍後は初めて見せたアスピリクエタのロングスローも非常に効果的だった。なにがなんでも、どんな方法でも点を獲る姿勢が感じられた。アスピはマルセイユ時代は結構放っていたらしい。
またしてもドラマを作ってしまった、なんて言ったら調子に乗るなと言われそうだがチェルシーを応援していてよかった、と思う試合だった。これだからチェルシーサポーターはやめられない!という気持ちにさせてくれた。それを生み出したスタンフォード・ブリッジの雰囲気も触れないわけにはいかない。2nd legがホームじゃなかったら、きっと敗退していたと思う。誇れる、素晴らしい勝利だった。
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