クロアチア代表メンバー発表（vsペルー、メキシコ）

　国際親善試合ペルー戦（現地時間3月23日＠マイアミ）、メキシコ戦（同3月27日＠アーリントン）に向けたクロアチア代表メンバーが発表されました。各国リーグ戦も佳境に差し掛かってくる3月末にアメリカ遠征です…。



▼GK
ダニエル・スバシッチ（ASモナコ）
ロヴレ・カリニッチ（ゲント）
ドミニク・リヴァコヴィッチ（ディナモ・ザグレブ）

▼DF
ヴェドラン・チョルルカ（ロコモティフ・モスクワ） 復帰
ドマゴイ・ヴィダ（ディナモ・キエフ）
デヤン・ロヴレン（リヴァプール）
ティン・イェドヴァイ（レヴァークーゼン） 復帰
マテイ・ミトロヴィッチ（ベジクタシュ）
ゾラン・ニジッチ（ハイデュク・スプリト）
シメ・ヴルサリコ（アトレティコ・マドリー）
ヨシプ・ピヴァリッチ（ディナモ・キエフ）
イヴァン・ストリニッチ（サンプドリア）
マリン・レオヴァッツ（PAOK）

▼MF
ルカ・モドリッチ（レアルマドリー）　
イヴァン・ラキティッチ（バルセロナ）
マテオ・コヴァチッチ（レアル・マドリー） 復帰
ミラン・バデリ（フィオレンティーナ）
マルセロ・ブロゾヴィッチ（インテル）
マルコ・ログ（ナポリ）
フィリップ・ブラダリッチ（リエカ）
マリオ・パシャリッチ（スパルタク・モスクワ）

▼FW
マリオ・マンジュキッチ（ユヴェントス）
ニコラ・カリニッチ（フィオレンティーナ）
イヴァン・ペリシッチ（インテル）
アンドレイ・クラマリッチ（ホッフェンハイム）
マルコ・ピアツァ（シャルケ） 復帰
ドゥイェ・チョップ（スタンダール・リエージュ） 復帰
アンテ・レビッチ（フランクフルト）
イヴァン・サンティニ（カーン） 復帰

▼前回からの落選メンバー
DF ボルナ・バリシッチ（オシェク）
DF アントニオ・ミリッチ（オーステンデ）
MF ニコラ・ヴラヂッチ*（エヴァートン）

▼その他の落選メンバー
DF ドゥイェ・チャレタ＝ツァール*（RBザルツブルグ）
DF フィリップ・ベンコヴィッチ*（ディナモ・ザグレブ）
DF ボルナ・ソサ*（ディナモ・ザグレブ）
MF ニコラ・モラ*（ディナモ・ザグレブ）
MF アレン・ハリロヴィッチ（ラス・パルマス）
FW マルコ・リヴァヤ（AEKアテネ）

注）*付きの選手はU21代表を優先したために落選

　W杯に向け、レギュラー～当落線上までの選手を呼べるだけ呼んだという印象のメンバーです。監督交代後、初めての親善試合ということもあって本戦に向けたメンバー選考の機会も限られていますし、この2試合で各選手がどれだけ力を示せるかがそのまま本線のメンバー入りに直結するでしょう。

　長期離脱を強いられていた選手たちが続々と復帰しているのがうれしいです。副キャプテンのチョルルカをはじめ、イェドヴァイ、コヴァチッチ、ピアツァと言った選手たちが新監督にどれだけアピールできるか。

　ヴラシッチなど多くの若手がU21代表に取られていますが、その他の落選メンバーは事実上本線メンバー入りも難しくなったと捉えるべきかもしれません。リヴァヤについてのみダリッチは会見でプレーを追っていると言及しましたが、彼以外は言及なしでした。

　試合自体は楽しみなのですが、開催地がアメリカというのが最大の気がかりです。クラブチームでの戦いが佳境に入る中でのアメリカ遠征はかなりダメージが大きいはず。シューケル会長の金儲けのために選手が消耗してしまうのは本当にかわいそう。数年前にモドリッチを巡ってクラブドクターと代表ドクターの対立なんてこともありましたが、そういうことが起こらないでほしいです。