2017年9月24日日曜日

クロアチア代表メンバー発表(vsフィンランド、ウクライナ)

 ロシアW杯欧州予選グループステージのフィンランド戦(現地時間10月6日、リエカ)とウクライナ戦(同10月9日、キエフ)に向けた代表メンバーが発表されました。

 グループステージはこの2試合で終了となります。クロアチアは現在勝ち点差なしの1位で、さらに上位4チームが勝ち点差2にひしめく大混戦となっています。
 本大会へストレートインできるのは1位のみ。全9グループの2位のうち成績上位8か国がプレーオフにまわりますが、大混戦のせいで2位の成績が芳しくないため(上2つが飛びぬけているわけではない)、2位になってもPOに出場できない可能性が否定できない状況にあります。

 この2試合はまさに運命を分ける試合、チームは佳境を迎えています。



▼GK
ダニエル・スバシッチ(ASモナコ)
ロヴレ・カリニッチ(ゲント)
ドミニク・リヴァコヴィッチ(ディナモ・ザグレブ)

▼DF
ドマゴイ・ヴィダ(ディナモ・キエフ)
デヤン・ロヴレン(リヴァプール)
マテイ・ミトロヴィッチ(ベジクタシュ)
ゾラン・ニジッチ(ハイデュク・スプリト)
アントニオ・ミリッチ(オーステンデ) 初招集
シメ・ヴルサリコ(アトレティコ・マドリー)
ヨシプ・ピヴァリッチ(ディナモ・ザグレブ)
ボルナ・バリシッチ(オシェク)
→ドゥイェ・チャレタ=ツァール(RBライプツィヒ)

▼MF
ルカ・モドリッチ(レアルマドリー) 
イヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)
マルセロ・ブロゾヴィッチ(インテル)
ミラン・バデリ(フィオレンティーナ)
マルコ・ログ(ナポリ)
フィリップ・ブラダリッチ(リエカ)
マリオ・パシャリッチ(スパルタク・モスクワ)
イヴァン・ペリシッチ(インテル)

▼FW
マリオ・マンジュキッチ(ユヴェントス)
ニコラ・カリニッチ(フィオレンティーナ)
アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム)
ドゥイェ・チョップ(カリアリ)
イヴァン・サンティニ(カーン) 復帰




追記 DFバリシッチが怪我のために招集辞退が決定、代替としてチャレタ=ツァールを招集。また、ロヴレンもけがによりフィンランド戦の欠場が確定するも、予選最終戦ウクライナ戦への出場に望みをかけ代表チームには帯同予定。 さらにN.カリニッチも怪我で離脱が決定。
 
 
 W杯出場権獲得に向け2戦とも落とせない試合ですが、残念ながら怪我で呼べなかった選手が複数います。前回から継続して呼べていないチョルルカ(アキレス腱断裂)、イェドバイ(脛骨亀裂骨折)、ピアツァ(十字靱帯断裂)に加えて、新たにコヴァチッチ(右足内転筋腱部分断裂)も選外となってしまいました。

 一方で前回いなかったメンバーが2人。まず、6月の親善試合で試されたFWサンティニが再招集されました。ここ数試合毎試合1点しか取れていないチーム状況において、高さと強さを備えたFWをジョーカーとして加えておきたい意図がうかがえます。
 もう1人は、初招集として全くの新顔であるCBアントニオ・ミリッチ。元ハイドゥクのDFで数年前にベルギーへ移籍、世代別代表でキャリアを積んでいましたが初招集となりました。出番がある可能性は限りなく低いとは思いますが。。。


 この大混戦を招いたのは勝ちきれなかったアイスランド戦とトルコ戦によるもの、つまりは自業自得です。

とにかく勝って。マジで。

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