27名の暫定メンバーが絞り込まれ、本メンバー23名が発表されました。
GK
ダニエル・スバシッチ(ASモナコ)
ロヴレ・カリニッチ(ハイドゥク・スプリト)
イヴァン・ヴァルギッチ(リエカ ※ラツィオからのローン)
DF
ヴェドラン・チョルルカ(ロコモティフ・モスクワ)
ドマゴイ・ヴィダ(ディナモ・キエフ)
ゴルドン・シルデンフェルド(ディナモ・ザグレブ)
ティン・イェドヴァイ(レヴァークーゼン)
ダリヨ・スルナ(シャフタール・ドネツク)
シメ・ヴルサリコ(サッスオーロ)
イヴァン・ストリニッチ(ナポリ)
MF
ルカ・モドリッチ(レアルマドリー)
イヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)
マルセロ・ブロゾヴィッチ(インテル)
マテオ・コヴァチッチ(レアルマドリー)
ミラン・バデリ(フィオレンティーナ)
マルコ・ログ(ディナモ・ザグレブ)
イヴァン・ペリシッチ(インテル)
アンテ・チョリッチ(ディナモ・ザグレブ)
FW
マリオ・マンジュキッチ(ユヴェントス)
ニコラ・カリニッチ(フィオレンティーナ)
アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム)
マルコ・ピアツァ(ディナモ・ザグレブ)
ドゥイェ・チョップ(マラガ)
落選したのは以下の4名。
ドミニク・リヴァコヴィッチ(GK, NKザグレブ)
ドゥイェ・チャレタ=ツァール(CB, レッドブル・ザルツブルグ)
ドマゴイ・アントリッチ(MF, ディナモ・ザグレブ)
アレン・ハリロヴィッチ(AMF, バルセロナ)
本戦メンバーの所属リーグ内訳
イタリア…7人
クロアチア…6人
スペイン…4人
ドイツ…2人
ウクライナ…2人
フランス…1人
ロシア…1人
27日の親善試合モルドバ戦ではコヴァチ前監督がよく採用していた4231を再び試しました。チャチッチ曰く「モドリッチをボランチに据え、彼を中心にチームを構成する。モドリッチの横にはホールディングMF(守備的なMF)を置き、サポートしてもらう。」とのこと。各種メディアはモドリッチをコンビを組むことになるのはブロゾヴィッチとバデリのどちらかになると主張しています。
結局コヴァチと同じじゃないか。
右SBはスルナとヴルサリコの盤石な布陣。一方、懸念の左サイドバックはやはりストリニッチが本メンバーに選出されました。レギュラーはヴィダがマルチロールとして務めるのかストリニッチがやるのか、はたまたヴルサリコがやるのか分かりませんが、何とも言えない消去法的人選に不安を禁じえません。
ヴィダがLBに回る場合は、チョルルカとコンビを組むCBは経験のシルデンフェルドか、期待のイェドヴァイなのか。個人的には将来を見据えイェドヴァイに任せてほしいですが、おそらくシルデンフェルド。というか、この部分を考慮するとやはりヴィダとチョルルカがコンビを組み、LBはストリニッチかヴルサリコになりそうです。
真ん中3枚はモドリッチとラキティッチにブロゾヴィッチorバデリ。コヴァチッチはサブでジョーカー的に働けるか。大抜擢のログとチョリッチは若手枠で、出番は期待薄。本当に2人とも素晴らしいタレントなんですけどね。
サイドはペリシッチは固いとして、おそらくピアツァが反対側。サブにクラマリッチとチョップが回る形になりそうです。改めてオリッチは引退してしまったんだなと痛感。ここでラキティッチをサイドに出す勇気がチャチッチにあったならすごいけど、まずないでしょうね。基本的に2択はつまらない方を選ぶタイプだから。ハリロヴィッチが落選してしまいましたが、純粋なワイドアタッカーの枚数が足りないのが気がかりです。
FWはマンジュキッチ、サブでカリニッチ。クラマリッチは2列目でも使われる可能性は十分。カリニッチとマンジョで2トップを主張する声もありますが、合うのか疑問だし今から試す時間もないのでないでしょう。チョップがサプライズで選ばれましたが、モルドバ戦で左ウィングとして試されたのでそっちの方が出場可能性は高そうです。