2015年6月9日火曜日

6/7 Croatia vs Gibraltar

クロアチア 4-0 ジブラルタル
得点者:シャルビーニ(7')、コヴァチッチ(15')、マンジュキッチ(53' PK)、クラマリッチ(77')

GK:スバシッチ
DF:ヴルサリコ、イェドヴァイ、レシュコヴィッチ、レオヴァッツ
MF:バデリ(パシャリッチ 65')、ブロゾヴィッチ(ヤヤロ 65')、ピアツァ(ペリシッチ 57')、コヴァチッチ(クラマリッチ HT)、シャルビーニ(レビッチ HT)
FW:マンジュキッチ(カリニッチ 57')

システムは4231。

親善試合、超がつくほどの格下ジブラルタルとの試合でした。ジブラルタルはまだFIFAに加入してないのか、FIFA非公認の親善試合だったみたいです。

CLや国内カップ戦の都合でラキティッチやスルナ、チョルルカなど多くの主力を欠いた中の試合に。キャプテンのスルナと、副キャプテンのモドリッチがいないため、マンジュキッチがキャプテンを務めました。マンジュキッチ交代後のキャプテンはペリシッチに。


コヴァチ監督 試合後会見

「今日見たものは非常によかった、とくに前半はね。多くのチャンスを作ったし、後半も非常にポジティブなものだった。私にとって、親善試合を通して自分の選手を確認することは重要なんだ。長く、タフなシーズンの後だしね。」

「沢山の観客からいいサポートを受けることができたね。試合を楽しんでもらえたと思う。私たちの使命は果たせたかな。」

「(初めてキャプテンを務めた)マンジュキッチは自分のために、そしてチームのために仕事をやり遂げた。ゴールも決めたしね。イタリア戦向けて、彼の力を再び示せたと思うよ。」

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フルマッチがここから見れます(代表公式チャンネル)。国内でテレビ放送がなかったそうで、そのためYoutubeで配信ということになったそうです。

試合については、ジブラルタルとの力の差が大きすぎて一方的でした。裏とり放題だったので、サイドに展開して裏抜けクロス…みたいな形で何度もチャンスを創出。コヴァチッチやカリニッチがちゃんと決めていれば7-0くらいでもおかしくなかったです。

ということで、各選手について思ったことを書くだけにします。

スバシッチ
ほぼ仕事なし。1度処理ミスがあったけど、あれだけ暇な時間があったわけだししょうがない。

ヴルサリコ
オーバーラップとクロスで多くのチャンスを創出。よかった。セリエで自信をつけてきたのか、風格が出てきた。

イェドヴァイ
MoM候補の1人。縦パスをバンバン入れ、試合を作り、チャンスを生み出しまくった。この彼のゲームメイクスキルは本当に凄い。守備でもDFリーダーとして存在感。そして、いつも通りイエローももらいました。

レシュコヴィッチ
可も不可もないが、存在感では年下のイェドヴァイに完敗。

レオヴァッツ
ヴルサリコほどではないものの、クロスで貢献。ただ、飛び抜けたものがないのでこれだとプラニッチやストリニッチには勝てないかな。ちょっと期待外れでした。

バデリ
底でゲームメイク。ヴィオラで復活した彼のおかげで中盤はグッと厚くなった。

ブロゾヴィッチ
MoM候補の一人。攻守に圧倒的な存在感。パス、ドリブル、運動量、オフザボール、ポジショニング、全てで目を見張るものを披露。

シャルビーニ
先制点は良かった。フリーランの精度も上昇していて、いい選手になったなあと。シュートの精度をもっと上げればジョーカーとして大きな期待。

コヴァチッチ
躍動はしていたものの、シュート外しすぎ。前半でハットトリックも十分にできたはず。基本的には良かったのに、シュート外しすぎで不貞腐れるソーンも。

ピアツァ
抜群のスピードで裏をとりまくり、決定機を多く作った。かつての足が速いだけの若手の姿はそこにはなかった。それだけに、ゴールが欲しかったかな。

マンジュキッチ
PKは疑惑の判定かな。プレー自体はあまり良くはなかったものの、2列目は合わせてプレーする機会が少ない選手ばかりだし仕方ないか。初キャプテン、お疲れ様でした。

レビッチ
個では魅せるも、チームの中で見ると微妙。停滞してしまっている。

クラマリッチ
ゴールは流石。疲れてるのか、キレがなかった。

カリニッチ
あへあへオフサイドマン。オフサイドを逃れた決定機で2つともGKにぶつけたのはいただけない。このままだと次はなさそう。

ペリシッチ
後半の攻撃はほとんど彼から。たぶん、抜いてプレーしてたと思う(小声)

パシャリッチ・ヤヤロ
ブロズ・バデリコンビと比べると明らかに力不足。展開力が落ち攻撃が停滞、守備でもフィルターとして機能しきれず。もうちょっといいプレーが見たかった。


前半、フルタイムのスタッツ